刑事物語3潮騒の詩のあらすじネタバレ感想

『刑事物語3 潮騒の詩』を録画鑑賞しました。

あくまでも個人的な感想ですけど、この『潮騒の詩』は、沢口靖子のデビュー作ということ以外、あまり見どころはありません。

全5シリーズの中でも、それほど印象が強くない作品だと思います。

今回の舞台は五島列島からなる長崎県福江市です。

オープニングでは『プロジェクトA』をパクったというビルからの落下シーンで始まります。

東京から警視庁捜査一課の面々が極秘捜査に訪れるため、武田鉄矢が案内役に。

暴力団組長を射殺した犯人が島に住む母親を訪れるのでは、という張り込み捜査です。

しかしあっさり母親に刑事であることを見破られてしまうのですが。

更に捜査を進めると、犯人の妻の星由里子が娘の沢口靖子とともに営む民宿を警戒することに。

しかし、海で溺れる子供を救いに飛び込んだ武田鉄矢ですが、そこは膝くらいの深さしかない浅瀬。

溺れていたわけではなく、エビを取っていただけで、武田鉄矢は頭を打って、母娘の民宿にかつぎこまれ、そのまま住み込みのバイトとして働くことに。

ある日、犯人の命を狙う暴力団が民宿にやってきて、持ち前のカンフーで撃退する武田鉄矢。

そんなこともあって、住み込みバイト生活を続けていくうち、当初は怪訝だった沢口靖子にも気に入られ、お父さんになってほしいとも言われるように。

そして犯人が星由里子を頼ってきます。

離れ島で再会を果たす二人でしたが、犯人の命を狙う、ジェイソン張りのホッケーマスクを被った強敵が立ちはだかります。

一度目はあっさり負けて逃走された過去がありますが、この二度目は小型のフラフープを使って見事撃退。

犯人と星由里子の深い愛を見た武田鉄矢は逮捕するどころか、一晩を民宿で過ごさせてあげるのでした。

警視庁の若手刑事から「手柄は僕に」と常々言われていたため、手柄は警視庁に、しかも逮捕せずに一晩過ごさせたとして毎度のように署長が激怒。

手錠で繋がった武田鉄矢と犯人役の夏木陽介。

乗船している大型フェリーに向かって港を走る沢口靖子が「おとうさーん」と叫び、手錠のまま手を振る夏木陽介と、つられて苦笑いで手を振る武田鉄矢。

そして「ええかげんなヤツじゃけ~ん」が流れてエンディング。

 

んー、沢口靖子、カワイイです 笑。

デビュー作ということもあり、天真爛漫な女子高生を一生懸命見事に演じています。

でも残念ながら、印象に残るのはそれぐらいなんですよねぇ。

ただ、『ヤングマスター 師弟出馬』をパロったホッケーマスク男の対決は、ジャッキーチェンばりにおもしろかっこ良く描かれていました。

『刑事物語3 潮騒の詩』、前2作のように「まさかの」大物俳優チョイ役出演とか、エロいシーンもほとんどなく、それだけ余計に沢口靖子の明るさだけが際立ったような映画となっています。

なので、子供と観るにはシリーズでは一番ふさわしい映画かもしれません 笑。


スポンサーリンク

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ページ上部へ戻る