WindowsUpdateからのお願いを表示させない方法
先日、WindowsのPCの不具合で、解決策がわからない、という珍しい事態に遭遇しました。
ここ数年は度重なるWindowsのアップデートや、新OSが続々登場するなど、販売やサポートを担当する人泣かせなWindowsです。
ちょっとした不具合についてもかなりの相談件数の伸びとなっており、僕のようなIT担当は、日夜トラブル解決に奔走していたりします。
それでもインターネット上には多くの解決策が掲載されているので、
トラブル→現象確認→ネットで対処法を探す→解決
なんて方程式が当然のようになっていました。
しかし今回、ネットに解決策が載っていない事例に遭遇したのです。
Windows8.1において、突然画面上に
Windows Updateからのお願い
Windows Updateは30日間新しい更新プログラムを確認できていません。Windows Updateにアクセスし、この問題を解決してください。
と画面に大きく表示される現象が。
ネットに接続できてWindowsUpdateをかけられれば何の問題も無いのですが、システムの特性上ネットへの接続はおろか、むやみにUpdateがかけられない運用をしているPCです。
さっそくネットで解決策を検索しますが、ほとんどありませんでした。
「こうしてみたら?」という解決提案はいくつか見つかりましたが、実際は解決できない様子。
色んな設定を試行錯誤してみますが、メッセージは消えず。
さんざん悩みました。
そこで「日本に無いなら英語圏に聞いてみよう!」と思いたったわけです。
検索ワードは「Windows Update 30days」です。
すると、アメリカのマイクロソフトのTechNet上のフォーラムの情報があがってきました。
翻訳サイトと僕のつたない英語力でなんとか読解します。
結果的には「多分うまくいったのかも」という感じです。
そしてその設定法ですが、
- コントロールパネルのアクションセンターの設定で、WindowsUpdateのチェックを外す
- グループポリシーオブジェクトの、ユーザの構成/管理用テンプレート/タスクバーとスタートメニュー/バルーン通知をオフにする を有効に。
- 同様に、アクションセンターアイコンを削除する も有効に。
この3点の設定変更を試しました。
現在、様子見状態で稼働していますが、今のところ症状が現れません。
うまくいくといいのですが。
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