大洗丸で人生初のヒラメ釣り

週末は人生初のヒラメ釣りにチャレンジしてきました。

船釣り自体がすでに6年ぶりとなります。

東日本大震災以降、なんとなく足が遠のいてしまってましたし、何よりも高価というのがネックだったわけで。

 

今回、会社の釣り好きな連中が、初の船釣りに行ってみたい、ということで誘いがあり、現在の釣り物である高級魚ヒラメに挑戦しようということになりました。

 

前夜までに6年ぶりに引っ張りだした船用竿とリールを枕元に置いて寝たのですが、なんと、当日すっかり忘れてしまいました。

クーラーボックスのことで頭がいっぱいになり、竿とリールを忘れるなんて。。。

 

もともと2人の仲間がレンタルセットを借りる手配だったため、結局は僕もレンタルセットでの釣行となりました。

ヒラメ釣りは相当の確率でゼロに終わることが多いため、レンタルでもいいや、どうせ釣れないだろうから、と思っていたものです。

 

釣具店で受付を済ませ、代金12000円とレンタル代500円、計12500円を支払い、仕掛けとオモリ80号を受け取り大洗丸に向かいます。

仲間から借りたロッドキーパー(竿置台)を設置し、まだ真っ暗な午前5時半、いざ大洗港を出船。

 

30分以上走ったでしょうか、いよいよ最初のポイントです。

見よう見まねで生きたイワシに針をかけ、初投入。

 

ヒラメ釣りは底から3~4mあげていても、獰猛なヒラメは底から舞い上がってイワシを食べるため、それほど底ギリギリを狙う必要がありません。

というか、オモリが着底し、リールを2~3回巻き上げたらほぼ放置プレイです。

他の釣りと違ってこまめなタナ取りとか誘いをかける、なんてことが不要なんです。

逆に言うと、ヒマです 笑。

 

ここで役立ったのが竿置台。

80号のオモリをつけ、30mぐらい沈めるとけっこうな負担がかかります。

ところがロッドキーパーがあると、手放しでぼけっとすることが可能なんです 笑。

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船上は約10名の釣り師たち。

一番最初に当たりがあったのは、なんと僕の竿でした。

ビクビク、ビクビクと反応があり、けっこうな重みを感じてから巻き上げます。

 

が、魚の姿はありませんでした。

おそらく、エサのイワシがヒラメなどから実を守るために暴れまわっていただけの状態だったようです。

 

すると仲間の1人が40cmクラスのアイナメをゲット。

さらに反対側では40cmクラスのホウボウがあがります。

10時を過ぎてもなかなか本命のヒラメ、いや船上でたったの2匹しか釣れません。

 

11時、隣の仲間の竿に反応が。

今日が船釣りデビューの仲間です。

僕の早合わせ?を見ていたので、じっくりじっくり待ってリールを巻き上げますが、まったく反応がなくなります。

あきらめてその後も糸を垂らしたままにしておきましたが、ポイント移動のためリールを巻き上げると、これまた40cmクラスのタラが。

タラなんてなかなかお目にかかれません 笑。

まぁ、ボウズよりマシだな、なんて笑い合いますが、依然ボウズの僕は気が気ではありませんでした。

 

そして12時を過ぎます。

12時半には港に戻るため、最後の一投です。

今回は底ギリギリを狙うため、オモリが着底したらリールは半巻きしかしません。

たびたびオモリが底につきますが、それでもほんの僅かだけリールを巻く程度に。

 

すると大きなゴツゴツとした当たりが。

オモリが底に当たる反応とはまったく違います。

待って、待って、待って、ググーッと竿がしなったときに、リールをゆっくり巻き上げていきます。

「かかってくれ」の一念です。

すると、魚が暴れ回る反応!

しかもデカイ!

船長がタモを用意し、横で「ゆっくり一定に巻き上げれ」と茨城訛りで指示をくれます。

 

そして見えた魚影はかなりの大きなヒラメ!

無事に釣り上げ、最終回の逆転満塁ホームランとなりました。

大きさは62cmでした。

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結局ヒラメは船上でたったの3枚という、船長曰く「全然潮が流れてない」残念な一日でしたが、個人的には大満足な初のヒラメ釣りとなりました。


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