憲法学者が違憲と言うのは当然なのに

安保法案の成立をめぐって、憲法学者という職業に注目が集まっています。

6月9日の衆議院憲法審査会に参考人として3人の憲法学者が出席、自民党が招致したにもかかわらず、なんと3人全員が「違憲」と発言したのでした。

この話題により、国会もマスコミも「憲法学者」の話題に群がるようになりました。

テレビ朝日の報道ステーションでは憲法学者198人を対象に「安保法制は違憲か合憲かの」アンケートを実施しました。

ちなみにここでの憲法学者とは、有斐閣という会社が出版する『憲法判例百選』の著者のことでした。

回答があったのは4分の1となる50人だけ。

45人は「憲法違反」、4人は「違反の疑いあり」、1人だけ「違反していない」でした。

 

そりゃそうでしょう 笑。

憲法学者なんて、まずは「憲法ありき」で解釈するんですから。

そもそも、憲法学者が言うなら間違いない、という考え方が間違ってると僕は考えます。

医学や科学といった分野なら研究者の成果として、あるいは結果として理解できるから医師の助言などを聞き入れたりできるわけです。

でも、言葉の解釈なんて白黒つけられません。

 

竹田恒泰氏は以前、「憲法学者なんて左翼ばかり」と発言していました。

ちなみに憲法学者の中には、社会党の土井たか子氏の名もあります。

 

そもそも現行憲法なんてアメリカ占領下で無理やり押し付けられたものなんです。

それを戦後70年、一度も改正されていません。

先進国で憲法改正したことがない国なんて日本ぐらいです。

サヨクな人たちは「それだけ完成度が高い立派な憲法」と賞賛しますが、その時点でもう思考停止なんですね。

戦後のサヨク教育や朝日新聞に代表される偏向報道で育ったもんだから、『日本を貶める思想』でこり固まってしまってるんです。

 

自民党の高村副総裁は、60年前の自衛隊設立時に憲法学者はこぞって「自衛隊は憲法違反」と言っていた、と発言しました。

ちなみに現在は、なんとなく認めている、という訳のわからない人たちなんです。

そもそも個別的自衛権も集団的自衛権も国連憲章で完全に認められているんですけどね。

 

そんなわけで「憲法学者の意見は違憲」なんて、聞かなくてもわかるところです。

プロ野球選手に「野球って必要ですか?」と聞くようなもんです 笑。


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