影なきシベンジャー極限探偵C+のあらすじネタバレ感想

香港映画の3部作『極限探偵』シリーズを一挙観しました。

wowowで放送されたぶんですね。

この『影なきリベンジャー』は第1弾の作品です。

 

あらすじは、タイの中華街で売れない探偵が主人公。

酔っぱらいの依頼で捜査するうちに、犯罪の闇に進んでいきます。

ある女に殺されるから止めてくれ、という依頼でした。

写真を頼りに女を探すうちに、ボーイフレンドやその仲間が変死を遂げていきます。

依頼者の男性も死んでしまいます。

結局のところ、女性は男性グループに殺されており、それぞれが自責の念にかられたり、女性の霊に苦しめられたことがわかります。

主人公もその女性の姿を目にしたり、最後は心霊写真を見て驚くんですから。

ちなみに3部作だけあって、次回以降に繋がるエピソードもあります。

犯人に追い詰められ、ゴミ捨て場に放り込まれたのですが、そのゴミ捨て場から女性の遺体とともに、幼い頃に殺された両親と思われる遺体が見つかったのでした。

 

一言でいえば、カッコイイ映画です。

主演のアーロン・クォックもかっこいいのですが、たぶん、監督がイイんですね。

カメラワークにしろ、なんか、蒸し暑いタイの空気感とかがびしびし伝わってきます。

ポラロイドカメラの写真が立体的になって、撮影したシーンになる映像は見応えがありますし、カーチェイスから車がひっくり返るスロー映像もなかなかの出来だと思います。

ただ、まあ、この第1部だけ見てみると、いくらなんでも次々に人が死にすぎ、と思わなくもないですが。

 

正直、舞台がタイである必要は無いと思うのですが、香港人から見れば異国情緒な空気感を醸し出してるんではなかろうかと。

オープニングで流れるタイのポップなミュージックも抜群です。

男性がひっそりと酒を片手に見るのに適した映画だと思います。

こういう映画をさりげなく「カッコイイ」と言えたりすると、ちょっとツウぶれるんではないでしょうか 笑。


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