暴走地区zooのあらすじネタバレ感想
wowowの海外ドラマ『暴走地区-ZOO-』全13話を鑑賞しました。
年末年始にかけて放送されましたが、それまでの予告を見ていて結構楽しみにしていた作品でもありました。
あらすじは、動物vs人間、と思いきや、それだけでなく、人間臭さとか社会問題とか企業倫理みたいなことまで描かれています。
主人公をはじめ5人のチームが物語の中心です。
- 父は変人扱いされた科学者で、動物行動学者でありサファリガイドの主人公
- アフリカで主人公に命を救われたフランス対外治安総局の女性分析官
- 主人公の同僚でソルジャー出身の大柄黒人
- 元ジャーナリストで巨大バイオテクノロジー社の不正を追う女性
- 動物園に勤務する獣医病理学者
凶暴化というか頭脳的というか、動物たち、しかも種類ごとに習性が変わる異常行動が多発し、まったくバラバラに活動していた5人が、匿名組織に集められます。
この問題を解決するのは君たちだ、と。
アフリカのライオン、LAの猫、スロベニアの野犬、日本と南極とブラジルのコウモリ、アフリカのオオカミ、フランスのヒグマ、アメリカのネズミなどが各エピソードで異常行動を起こします。
調査を進め細菌を見つけ出し、細菌を作った科学者を特定し、マザーセルと呼ばれる細菌の原本を入手します。
マザーセルを奪い奪われ、仲間と思っていたFBI捜査官が裏切り者だったり、チームの司令と思っていたリーダーが巨大化学社と繋がっていたり、仲間の病理学者は娘の治療薬と引き換えに巨大化学社へマザーセルを渡そうとするもリーダーの裏切りに気付いたり。
5人はFBI捜査官殺害容疑や動物異常行動の元凶の容疑で指名手配となります。
女性分析官はFBIに拘束されるも、仲間と思っていた人間が急襲しFBIを殺害、女性分析官は4人の行き先を白状するよう拷問に。
その拷問内容は、姉が拷問されるライブ映像を見せられることでした。
それでも仲間の行き先を言わない分析官。
姉が殺されるその直前、チームを裏切ったリーダーが救出にかけつけました。
4人はアフリカに飛び、マザーセルの影響を受けずに突然変異したヒョウを探し、捕らえに行っていました。
ヒョウからDNAを採取できれば、マザーセルによる影響であること、動物の異常行動を抑える治療薬に使えるためです。
苦労の末、ヒョウの子どもを捕まえることに成功。
一方、救出された分析官は学会発表の場で、これまでの調査内容と原因について発表しますが、一笑に付されます。
しかし政府関係者の一人が協力を申し出、希望が見えます。
ヒョウの子どもを連れ帰国に向かう4人でしたが、鳥の異常行動で飛行機が墜落。
元ジャーナリストだけが死亡したと思われ、ヒョウとともに解決策を失った生き残りメンバーはそれぞれ仕事に奮闘したり、新たな解決策を探したり、呑んだくれたり。
月日は半年ほど流れ、動物は完全に人間を襲う生き物と化し、人間はうかつに外出もできない世の中となり、政府は動物皆殺し作戦を実行に移そうとしていました。
そこに、生き残っていた元ジャーナリストから連絡が。
ヒョウも生きてました。
蚊を媒介に地球上の動物にワクチンを巻く作戦を遂行しようと、基地を出発した4人でしたが、動物たちの大集団と対峙してしまい、動物たちが一気に襲ってきたところでエンディング。
まぁ、ホントいろいろと詰め込まれたドラマで、ついていくのが大変でした 笑。
ちょっとストーリーにムリがあるな、と思いましたが、本物の動物や巧妙なCGでそこそこのデキだと思います。
ただ、日本のシーンが全く日本的じゃないところはカチンときましたが 笑。
巨大化学会社やFBIの裏切り者の背景とか多くの謎を残したままですが、そこはもちろんアメリカのドラマあるあるです 笑。
物語は決して終わらず、シーズン2を想定したエンディングという意味ですね。
シーズン2、あって当然だと思いますが、もし無かったとしたら、最低最悪なドラマのひとつとなってしまいます。
そんなわけで、ちょっとだけ続編が気になる『暴走地区-ZOO-』でした。
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