アンコールワット遺跡群の感想
『人生に一度は行きたい』と言われている、カンボジアの世界遺産、アンコールワット遺跡群に行ってきました。
『人生に一度は行きたい』なんて、かなり大それた言い方だなぁと思っていたものの、実際に行ってみると、まぁ、何となく言いたいことはわかります 笑。
ただ、かなり率直に言えば、ちょっと大げさ過ぎるだろ、と 笑。
とはいえ、僕が遺跡群を観光したのはたった一日ですが。
タイのバンコクを経由して、陸路でカンボジアに入国。
当日はシェムリアップのホテルにチェックインし、ドリンキングストリートと呼ばれる繁華街で夕食を。
翌日、早朝5時にホテルを出発し、トゥクトゥクでアンコールワットに向かいます。
途中、チケットセンターで1日券37ドルをクレジットカードで購入。
アンコールワットで日の出を待ちます。
実際の日の出時刻は6時半でしたが、日の出時刻以前から、かなり明るくなります。
しかし、写真では逆光状態となるので、写真家の方はご注意を。
1時間半ほどかけてアンコールワットを見学します。
一番高い建物に登るため、30分近く待たされます。
しかし僕が登りきった頃には、すでに1時間近い待ち時間となっていました。
そういう意味では、日の出後はすぐに高い建物登りに直行したほうがオススメです。
アンコールワット見学後は一旦ホテルに戻り、無料朝食としばし休憩。
昼前に再度出発し、アンコールトムからの小回りコースを見学します。
アンコールトム(Angkor Thom)、トマノン(Thimmanom)、チャウサイテポタ(Chau Say Thevoda)、タ・プローム(Ta Phrohm)、バンテアイクデイ(Banteay Kdei)と回って、夕方にはシェムリアップ市内に戻りました。
後から思えば、夕方にもう一度アンコールワットに戻り、夕景を見ておけば良かったと後悔。
ただ、最初のアンコールワット、というか、生まれて初めて目にする遺跡にはかなりの感動を覚えますが、時間が経つに連れ、感動の度合いも減っていきます。
石造りで、一度はかなり崩壊し、石仏はほとんど頭の部分が切り落とされ、現在は再生工事中。
12世紀中頃の王朝時代に建造され、一度は都でなくなり、森林に覆われ、人々の記憶からも忘れられる、という歴史。
なんというか、日本の木造建築物の凄さ、現存している凄さ、紡がれている歴史と比較すると、逆に日本の歴史や建造物の素晴らしさを感じました。
『人生で一度は行ってみたい』アンコールワット遺跡群、たしかに見ておいて損はありませんけど、他にも行っておくべき場所はありそうな気がします。
それと、個人的には1日かけての『アンコールワット 小回りコース』で十分だと思います。
たぶん、いつか、再訪することになると思いますが、そのときはもう最初に見たときの感動ほどではないのかなぁ。
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