アルゼンチンvsアイスランド戦の感想
メッシ擁する優勝候補の一角アルゼンチンに、ワールドカップ初出場のアイスランド。
下馬評は圧倒的にアルゼンチン有利。
でも、一週間ぐらい前に観たTV番組で、アイスランドが取り組んでいた育成プログラムが開花した、という内容を見て、アイスランドがどこまでできるか、に注目しました。
ワールドカップではなかなか輝きを放てないメッシ、ライバルのCロナはハットトリックあげただけに、負けていられないところ。
スタメンが全員179cm以上というアイスランド。
試合開始からはやはりアルゼンチンに支配される展開。
それでも体を張って、ときにはファウル覚悟でアルゼンチンの攻撃を防ぎます。
前半20分、PA内で速い縦パスを足元に収めたアグエロが振り向きざまに左足で放ったシュートが決まりアルゼンチン先制。
誰もがアイスランド厳しくなったな、と思った4分後、クロスからのこぼれ球をフィンボガソンが押し込んで同点!
その後はアルゼンチンが攻勢でアイスランドが防ぐ、という展開のまま前半終了。
後半に入っても構図はかわらず。
すると19分、PA内に侵入してきたボールを持っていないメッシが倒されPKをゲット。
まぁ、アイスランドにとってはちょっと厳しいかなとも思える感じ。
PKを蹴るのはメッシ、しかしアイスランドGKがコースを読んでセーブ、大チャンスをモノにできないメッシ。
その後はそれまで以上にアルゼンチンの猛攻。
30分過ぎにはPK取られてもおかしくない転倒がありながらも、必死に守るアイスランド。
メッシを中心に、というかメッシが躍起になっているのか、とにかく奮闘するメッシ。
怒涛の攻めを見せるアルゼンチンも、全員守備のアイスランドを崩せず。
ロスタイムは5分。
残り1分、PA外でメッシのドリブルをファウルで止め、メッシのFK。
しかし高い壁に阻まれ1-1で試合終了。
アイスランドが勇敢でした。
そしてアルゼンチン、メッシにボールを集めすぎるのが引き分けてしまった要因のような。
何が何でもメッシにゴールを決めさせないと、というチーム内のルールなんでしょうか。
メッシを囮に使うとかすれば、けっこう簡単にゴールが奪えそうなんですけど。
このグループ、クロアチアとナイジェリアが控えていて、この引き分けで一気に混戦のような感じです。
個人的にはアイスランドにがんばってほしいなぁ、と。
アルゼンチン、暗雲漂う、といったグループリーグ初戦でした。
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