コスタリカvsセルビア戦の感想

開幕から4日目。

この2チームはブラジル、スイスが同組なのでどちらも勝ち点3が欲しい一戦。

ブラジルに次いで2位通過の椅子を3チームで争う構図。

2大会ぶり出場のセルビアは4-2-3-1、5大会連続出場のコスタリカは5-2-3。

特にコスタリカは前回ブラジル大会でベスト8進出で、旋風を巻き起こしたことが記憶に新しい。

個人的には、旧ユーゴ勢って専用の応援フィルターを通して見てしまうため、セルビアに肩入れして観戦しますけど。

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試合開始から真っ向勝負の様相。

コスタリカは中南米独特のリズムでチャンスを作れば、セルビアは丁寧なサイド攻撃から高さを生かしたクロスで応戦。

決定的チャンスはコスタリカのほうがやや多い。

しかし20分を過ぎるとセルビアが右サイドから重点的に攻め続けて優勢に。

そしてそのままセルビア優勢だけど無得点づつで前半終了。

後半も前半同様の展開。

10分、PA外からFK獲得したセルビアは11番でキャプテンのコラロフが右上隅に直接叩き込み先制。

追いつきたいコスタリカは点を獲りに前から行くように。

しかし「守る」と決めたセルビアのブロックをなかなか崩せず、さらにカウンターからピンチを招くことも。

気づけばロスタイム5分。

つい、2日前の劇的ゴールラッシュを思い浮かべる。

セルビア選手とコスタリカベンチのいざこざあったり、そのFKからコスタリカはゴールチャンス作ったり、ファウルに関してVARでイエローカードでたり。

結局ロスタイム7分以上になって試合終了。

セルビアが1-0で勝利。

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なんというか、スペインvsポルトガルが技術の見せあい、モロッコvsイランが気持ちのぶつかり合い、だとすると、ちょうどその中間かもしくはやや気持ち側に近い、という試合。

これでセルビアがブラジルに次ぐ2位候補としてかなり有利に。

昔の旧ユーゴスラビア代表のような高い技術力というよりは多少フィジカルに頼った戦術に変わったとはいえ、国としての辛い歴史をサッカー代表の明るい話題で打ち消してほしいといつも思っています。

一方のコスタリカは前回大会ベスト8を、フロックと思わせないような良いサッカーでした。

うーん、たぶん、どちらかのチーム、もしくは両チームとも決勝トーナメントに進めないと思うと、残酷でちょっと寂しくなっちまいます。


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