チュニジアvsイングランド戦の感想

前回ブラジル大会で衝撃のグループリーグ敗退から世代交代を図り、欧州予選を無敗で勝ち上がったイングランド。

チュニジアも予選無敗で勝ち上がったアフリカの雄。

イングランドはケインとスターリングの2トップで、欧州予選後から変更した3バックの3-5-2。

一方のチュニジアは4-3-3。

前回大会経験者はわずか5人で一時期のネームバリューは少なくなったといえ、イングランドは負けられない一戦。

そんな大胆な若返り、ちょっとうらやましい。

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試合開始から圧倒するイングランド。

11分、CKからGKが弾いたボールをケインが決めて先制。

13分、チュニジアは何度かスーパーセーブを見せていたGKが負傷交代というアクシデントで、イングランドの大量得点、チュニジアの大量失点の香り漂う。

でも20分を過ぎ、チュニジアも最初のシュートを放つと少しづつ攻める時間も増えてくるように。

それでもイングランドがいつ追加点をあげてもおかしくない展開。

しかし33分、チュニジアはPA内でウォーカーに肘打ちされてPKをゲット。

これを13番サシがGKに読まれながらも左隅に決めて同点。

イングランドは相変わらず攻めきれず、同点のまま前半終了。

後半はイングランドの攻撃に慣れてきたチュニジアがボールを持つ時間が増えるも、互いにチャンスが訪れず、見ている側にはやや退屈な展開。

イングランドがドリブルで仕掛け、体を入れられ倒してファウル、という展開が続く。

このまままさかの引き分けか、と思われた後半ロスタイム。

CKから1人すらしてファーサイドのケインが頭で決めて2-1。

そしてそのまま試合終了。

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チュニジアはスーパーセーブ続きのGKが前半途中で負傷交代という憂き目にあいながらも、交代したGKがこれまた好セーブ続きだったことが良かった。

最後の最後の失点場面だけ、反応できなかったGKはさぞ悔しいことだろう。

でも、チームとして徹底してつなごうとする意識の高さは見ていて気持ちよかった。

ポストに助けられたりして、下手すれば前半だけで10失点でもおかしくなかったし、イングランドは1点でも入っていれば、展開は大きく違っていたはず。

一方のイングランドは、まさかこんなにゴールに見放されるとは思ってなかっただろうし、前半20分ぐらいまでの手応えだったら、今日は何点獲れるだろう、なんて考えたことだと思う。

最後の最後でようやく突き放しに成功したけど、正直今大会で上位進出するのは厳しいような気が。

若いゆえ、次の大会が実質の目標になるでは。


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