ポルトガルvsスペイン戦の感想
大会2日目にして、1回戦最大の注目カード。
スペインは2日前にまさかの監督交代という大事件。
Cロナ擁する欧州王者のポルトガルに、無敵艦隊で2010年のワールドカップ覇者スペイン。
もちろんどっちが勝ってもかしくないけど、なんとなく、リスクを冒さず、引き分けで終わるような気もするんだけど。
互いにベストメンバーと思われる布陣で、もちろんCロナもイニエスタもスタメン。
ポルトガルは4-1-3-2、スペインは4-2-3-1。
中盤のギャップを互いにどう埋めるのか。
なーんて思ってたら、前半2分にいきなりPKをゲットするポルトガル。
レアル同士のナチョにドリブルを仕掛けたCロナが転んでPKゲット。
ちょっと怪しい転倒だったけど、Cロナが自分でPKを決めて先制。
最初はまったくボールを触れなかったスペインも、先制されてからボール保持できるように。
人数と手数をかけて攻めるスペインに、Cロナとゲデスの2人だけで危険なカウンターを仕掛けるポルトガル。
24分、ロングボールを受けたジエゴ・コスタがDF2人に囲まれながらも放ったシュートが決まり1-1の同点!
その後はスペインが完全にボールを支配し、細かいパスを繋ぎながらじわじわゴールに迫る展開。
カウンターすら打てないポルトガル。
しかし44分、一瞬のスキをついてPA外正面からCロナが放ったグラウンダーのシュートを、GKデヘアが取り損ねゴール!
前半はCロナの2得点で2-1とポルトガルがリードして終了。
今日のこれまでの2試合と違って、静かな静かな試合展開。
後半。
静かな立ち上がりも変わらずスペインのボール支配。
10分、FKからブスケツがゴール前に頭で折り返し、ジエゴ・コスタが2点目となるゴールで同点!
さらにゴール前からのこぼれ球を、前半にPKを献上したナチョ・フェルナンデスがPA外からハーフボレーを放ち、ポストに当てながらも逆転ゴール!
今日はじめてリードしたスペインは、相変わらずボールを支配しながらも、前への圧を弱めた感じ。
20分過ぎに立て続けに2人交代するポルトガル。
スペインはイニエスタを交代。
引いてカウンター狙いだったポルトガルは前から取りに行くように。
しかしそれを逆手にとるスペインはスペースを使えるように。
観客は4万3千人って、そんなに少ないの?
35分、ゲデスを下げるポルトガル。
ボールを奪いにいくポルトガルを簡単にいなすスペイン。
40分、スペインが3人目の交代直後、ポルトガルはPA外でのFKをゲット。
それまでイラついていたCロナが蹴ったボールは壁の上を超え、ゴールに吸い込まれハットトリックで3-3同点!
ロスタイム4分、劇的ドラマは生まれるのか。
それまでの守勢から一気に攻め込むようになるポルトガル。
しかしCロナが右足首を痛め、失速。
そのまま3-3で終了。
うーん、今大会、終了間際のドラマが多くないか?
もう今日の3試合でかなりお腹いっぱいなんですけど。
スペインがリードして、ボール回しで終了すると思っていたのに、さすが千両役者のCロナだった。
それにしてもこの試合の実況、しゃべりすぎと断定スピーチで、聞いててウザかった。
せっかくの好ゲームだったのに、うるさくてかなわんかった。
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