ツール・ド・フランス2015の見どころ
7月4日(土)から、サイクルロードレースの最高峰、ツール・ド・フランスが開幕します。
今年のツール・ド・フランスはオランダで開幕し、ベルギーを経由してフランス本土に上陸となります。
ステージ別に見てみると、まず第3ステージの「ユイの壁」。
全長は1.3kmと短いものの、平均勾配9.6%、最大勾配は19%、しかしデータによっては26%という、自転車界屈指の激坂です。
そして第4ステージのパヴェと呼ばれる石畳区間。
昨年は石畳区間突入直前で優勝候補筆頭のクリス・フルームがリタイアしてしまいました。
今年はどんなドラマが待ち受けるのでしょうか。
第11ステージは伝統のトゥールマレ峠が登場します。
今年で80回目の登場となる名物峠です。
このステージを前後するのがピレネー山脈の山岳決戦となります。
第16ステージからはアルプス山脈に突入。
最終ステージ前の第20ステージは、ガリビエ峠からラルプ・デュエズの山頂ゴールという贅沢なコースが。
と思いきや、ガリビエ峠は崩落危険により回避となってしまいました。
そして最終第21ステージはシャンゼリゼ通りとなります。
■ニーバリの連覇?コンタドールのダブルツール制覇?
選手別の見どころは、ニーバリ、コンタドール、フルーム、キンタナの4強でしょう。
ニーバリはツール・ド・フランス連覇をかけての出走です。
コンタドールは今年のジロ・デ・イタリアに続き、ダブルツール制覇を狙います。
フルームは2年ぶりの勝利を、キンタナは初優勝を目指しての出走となります。
現役の4強が揃い踏みとなる、豪華なメンバーです。
ジロ・デ・イタリア、ツール・ド・フランス、ブエルタ・ア・エスパーニャのグランツールでは、近年、強豪選手の出走の分散化によって、ここまで豪華なメンバーが一同に介することは大変めずらしいことです。
それだけ今年のツール・ド・フランスは非常に見応えがあるわけです。
熱い戦いに期待しましょう。
■日本人選手不在
残念なのは新城幸也が不参戦となってしまい、日本人選手不在となってしまうこと。
肩甲骨骨折という大ケガからツール参戦を目標にがんばっていた新城幸也でしたが、チームからは復調途上と判断されてしまいました。
本人は9月のブエルタ・ア・エスパーニャを目標にする、と語っているので、こちらはスペインでの戦いに持ち越しとしましょう。
ツール・ド・フランス、放送はJSPORTSでの中継となります。
全ステージライブ中継となり、放送終了は深夜1時半頃です。
それほど寝不足にもならないのではないでしょうか。
JSPORTS未加入の方は、ぜひこの機会に加入することをおすすめします。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。