甲子園優勝した作新学院と北海の試合を観戦した
2016年夏の甲子園は作新学院が北海を破って54年ぶりの優勝で幕を閉じました。
なんといっても投手の今井達也くんが名を馳せた大会となりましたね。
一躍ドラフトの注目選手となりました。
実は、この作新学院と北海の試合を観に行ってました。
とはいっても、2回戦の話ですけど 笑。
夜中に出発し、高速を9時間かけて甲子園まで。
この日の対戦カードは、
クラーク国際-聖光学院
北海-松山聖陵
作新学院-尽誠学園
常葉菊川-秀岳館
の4試合でした。
前評判では松山聖陵のアドゥワ投手がこの日一番の注目選手です。
入場券を購入し、第一試合の初めから観戦できたものの、とりあえず長時間移動の疲れを癒やしに球場前の食堂に入ります。
腹ごしらえとノド潤しを終えた後は、いざ三塁側スタンドへ。
第一試合は聖光学院の勝利となりましたが、初出場のクラーク国際の応援団の人数には圧倒されました。
ブラスバンドも一生懸命で、初々しさを感じました。
第二試合の北海-松山聖陵戦は、思いの外、泥試合の様相。
お互い制球が定まらず、球数多く、走者を貯めるものの互いに点が入らない、という感じ。
ピリッとしない試合、という印象でした。
ただ、北海が決勝まで勝ち上がるとはこのとき夢にも思わず、改めて高校野球の難しさを感じました。
そして第三試合。
作新学院の今井投手が一躍脚光を浴びることとなった試合です。
150kmを超える速球でバッタバッタと三振の山を築きます。
なぜこれほどの投手が注目を浴びていなかったのか。
それは、制球力の無さによるもので、春はエースではなかったためです。
秋の県大会で相手打者の頭部に死球を与え、打者が救急車で運ばれる、ということがありました。
小針監督は即投手交代を命じました。
自信を失ったのか、ベンチの信頼を失ったのかはわかりませんが、その後は登板機会も無く、背番号1をチームメイトに譲っていました。
しかし夏の大会でエースに復帰します。
県大会にはメジャーリーグのスカウトも視察に来ていたそうです。
甲子園期間中には卒業生の萩野公介がリオ五輪で金メダルを獲得し、作新学院にはまさに忘れられない夏となったことでしょう。
ちなみに観戦に訪れたこの日、最高気温は38度で、ホント暑かったです。
ビールも5杯ぐらい飲んでしまいました。
前夜の移動と日中の暑さもあり、第四試合はほとんど寝て過ごしましたが 笑。
人生初の甲子園での高校野球観戦、個人的にも忘れられない記憶となりました。
ショップに売っていた作新学院の名前入り硬球、買っておけばよかったと後悔したことは言うまでもありませんけど。
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