バイバイ、ブラックバードのあらすじネタバレ感想
wowowドラマ『バイバイ、ブラックバード』全6話を鑑賞しました。
映画化された『ゴールデンスランバー』の作家、伊坂幸太郎原作。
借金精算のため5股していた女5人にお別れ行脚する主人公に高良健吾、監視役の女性(?)に城田優など。
5股の相手は石橋杏奈、板谷由夏、前田敦子、臼田あさ美、関めぐみ。
◆バイバイ、ブラックバードのあらすじネタバレ
高良健吾は借金のため「あるバス」で「ある場所」に連行される運命。
しかし連行されるまで5股の女性たちへのお別れ行脚を願い出て、城田優演じる女性(?)の監視のもと、彼女への絶対服従を条件に行脚が始まります。
1人目は石橋杏奈。
別れの理由は城田優と結婚するから。
馴れ初めは、苺狩り。
不倫地獄に陥っていた石橋杏奈は彼と出会って救われたと思っていました。
別れに納得しない石橋杏奈に対し、城田優は、高良がラーメンの大食いに成功したら別れる、という条件を突きつけます。
絶対服従だしキチンと別れることが必要と感じていた高良は、大食いにチャレンジ。
苦しんで、もうムリと思ったとき、隣の席では金目当ての女に貢ぐ騙され男が、同様に大食い挑戦中。
騙されていることもわかっているけど、女に一泡吹かせたいという男のため、高良はその男のラーメンを食べきってあげます。
石橋杏奈はその懸命な姿を見て、城田優と結婚したいという高良の思いを尊重し、彼の幸せを願ってお別れ。
2人目はシングルマザーの板谷由夏。
馴れ初めは、高良健吾が捜査中の刑事にクルマを奪われたこと。
キレイな別れ方をするも、当て逃げされたという彼女の話から犯人探し。
犯人を追ってクルマを強奪して追い詰めると、あのときの刑事が現れ、貸し借りナシと言って犯人だけ逮捕。
犯人の財布の金でクリスマスプレゼントを買い、城田優にサンタクロースになりきってもらい、子供にプレゼントを渡します。
3人目は前田敦子。
馴れ初めは、前田敦子が夜中にロープを担いでいたことから。
彼女はキャッツアイのようにロープ1本でビルの屋上から侵入する、という欲求が。
あっさりした性格なので、別れもあっさり。
しかし城田優は彼女が侵入を実行しようとしていることに気付き、先回りしてその部屋に押し入ったものの、住民女性は前田敦子の友人で、恋人との仲直りに一役買おうとしていたことが判明。
ところがその恋人は強盗団の一味で、女性が持っていた指輪を仲間と強奪しようとしたので城田優が撃退。
改めて前田敦子とお別れ。
4人目は臼田あさ美。
馴れ初めは耳鼻科で、税理士事務所勤務の彼女は無類の数字好き。
別れを告げる高良に、乳がんの疑いがある、と。
心配になった高良は病院を訪れ検査結果を調べようとしますが、待合室で待つ彼女は笑みを浮かべていました。
彼女が持つ番号札には、高良の名前である「115」(かずひこ)の数字が。
検査結果を待つこと無く、高良たちは病院を後にします。
最後の5人目は、女優で高級マンションに住む関めぐみ。
馴れ初めはCMの撮影現場。
別れに対してゼッタイに別れないと言う彼女。
不倫報道のせいで群がる報道陣を城田優が一蹴し、撮影現場に向かう道中、女優になるきっかけやその理由を話し、それは二人が子供のとき知り合って、女優になれば?という言葉だったから。
関めぐみは高良があのときの子と知って、心の中でお別れを言い、高良は何も言わず彼女の前から去ります。
ついに「あのバス」に連行される日。
バス停に向かう途中、城田優は謎の男たちに拉致され、高良が追いかけるも、城田優が反撃して逃走。
城田優は高良に、これまでの女を使って上層部に命乞いするよう進言したりするも、高良は聞く耳持たず。
城田優は計算無き、優しき男を救いたい気持ちになっていました。
高良は「万が一、君の辞書に“人助け”とか“助ける”と残っていたら、来てくれよ」と言ってバスに乗り込みます。
城田優は辞書で“人助け”と“助ける”を探すも、それまで同様、黒塗りで消えていました。
城田優は通りすがりの壊れかけのバイクを奪いますが、なかなかエンジンがかからず。
あと10回だけだぞ、と言い聞かせ必死にエンジンをかけますが、最後の10回目にチャレンジしてエンディング。
◆バイバイ、ブラックバードの感想
かなり面白いドラマでした。
『ゴールデンスランバー』がそうであったように、『バイバイブラックバード』も洋楽の引用でした。
なんといっても城田優演じた女性(?)が最高に良かったです。
ぶっきらぼうで、思ったことすぐに口に出して、その発言も悪態つく悪い言葉だらけ。
個人的には日本アカデミー賞ものだと思います 笑。
彼?彼女?だけでもまた別の作品で観たいです 笑。
また、キャプテン翼、キャッツアイ、銀河鉄道999などが出てくるのも、アラフォー、アラフィフ世代にはウケが良いです。
『バイバイ、ブラックバード』、城田優の怪演、旧作アニメのオマージュ、小さな伏線回収なんかもあったりして、僕は大好きなドラマのひとつとなりました。
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