闇の伴走者のあらすじネタバレ感想
wowowのオリジナルドラマ『闇の伴走者』全5話を見終えました。
『闇の伴走者』、漫画家を助ける編集者を<伴走者>ともじったタイトルです。
あらすじは、漫画界の巨匠が亡くなった後に見つかった未発表作を巡るお話です。
倉庫から見つかった未発表作について調査を依頼された調査会社の調査員が主人公の松下奈緒。
古田新太演じるフリーの漫画編集者とともに、未発表作の作者、その製作の真意を追っていきます。
未発表作は、ある漫画家が女性を殺し、死の瞬間を描こうとするも失敗し、森の中に埋めるというストーリーでした。
調べてみると、当時は連続女性失踪事件が多発、さらに亡き巨匠が書いた作品ではなく、当時のアシスタントのものと判明。
しかしそのアシスタントは10年前に亡くなっており、真犯人の存在が明らかに。
その真犯人もアシスタントだったのですが、要潤演じる巨匠のプロダクションの部長に脅迫されていました。
再犯をさせようとする要潤でしたが、逆に真犯人に殺されてしまいます。
真犯人に拘束、殺されかける主人公でしたが、なぜか助かり、隣には首吊した真犯人の姿が。
さらに捜査を進めると、未発表作のページ番号振り間違いに気づき、実は漫画家が主人公ではなく、少年が主役であることを突き止めます。
その少年こそ、田中哲司演じる大手編集者の副編集長でした。
バレてしまった副編集長は主人公を殺そうと考えますが、結局は目の前で自殺します。
かなりストーリーがぶっ飛んだ構成でした 笑。
でも、一番気になったのは「松下奈緒は噂通り、顔がデカイのか?」という疑問と鼻のパーツです 笑。
鼻の穴周辺の形が亀田兄弟とか松坂大輔みたいだな、ということと、やたら鼻の下のスジが深いなあ、ということ。
終始、眉間にシワを寄せるシリアスな顔だったのですが、そんなわけで全然シリアスに見えませんでした 笑。
というか、基本的に演技は巧くないです。
美人と言われるぐらいなので、無表情な冷たい人格などを演じたほうが良いと思います。
作品全般としては、花の都大東京なのにいとも簡単に女性のひとり歩きとなってスタンガンで気絶させて連れ去ることができてしまう、という手法に疑問符でした。
また、未発表の漫画を読むなり「これは実際に起きたことだ。すぐ調査しないと」と断言するのもちょっとヘン 笑。
10歳ぐらいの少年が的確に漫画の書き直しをアドバイスするのも違和感だし。
過去の被害女性や現代の被害者は、みな下着姿にさせられたのに、松下奈緒だけ服を着させられたままというのも特別扱いしすぎ 笑。
正直、松下奈緒でなければもうちょっと良い作品だったのに、と思わざるをえません。
しかし、第2話の冒頭で「犯人は要潤じゃん」と思いきや、その20分後にあっさり死んでしまうあたりは巧く描いたなと。
ちょっともったいないなぁ、というのが率直な感想でした。
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