オデッセイのあらすじネタバレ感想
映画『オデッセイ』を鑑賞しました。
マット・デイモン主演で、アカデミー賞にノミネートされた作品ですね。
実は、観るまではサバイバル映画だと思っていたのですが、どうやら違ってました 笑。
あらすじは、火星に取り残された男が地球に帰還できるか、というお話。
火星を探査中のクルーたちでしたが、大嵐に遭遇し急遽シャトルに戻ることに。
しかしマット・デイモンは嵐で折れたマストが突き刺さり、そのまま嵐の中へ。
他のクルー達は彼をあきらめるしかなく、宇宙空間まで避難、そのまま地球に帰還することに。
しかし一命をとりとめたマット・デイモンは、次の探査機がくる4年後までを生き抜こうと誓うのでした。
植物学者だった彼はクルー達の排泄物を使い、ジャガイモ畑を造り出し、水素と窒素で水を生み出します。
一ヶ月が経った頃、NASAが衛星写真によって彼の生存を知ることに。
公式発表して世界が喜びに包まれる中、NASAは補給機の打上げを計画します。
ジャガイモの育成が成功し、300km離れた4年後の探査機着陸地点を目指す計画中、以前の探査機が使っていた交信アンテナを見つけ出し、それを知ったNASAも交信アンテナを立て、ついに交信が成功。
しかし片道30分を要する通信のため、互いに知恵を絞り、16進法で会話、さらに中継器を用い、チャットが可能になります。
そして1ヶ月後、前途洋々だったのですが、操作を誤り畑と備蓄庫が爆発し、ジャガイモは氷の塊に。
また、地球では食料補給ロケットを打ち上げたものの、途中で墜落炎上し、失敗。
一気に暗雲が立ち込めます。
ここで中国から救いの手が。
極秘運用中だったブースターを提供するというのです。
火星から帰還中の船にブースターを取り付け、そのまま火星に救出に向かう、という作戦が計画されますが、NASAは危険を理由に却下。
しかし、有志立ちはNASAに秘密で船のクルーとともに作戦遂行に向かうのでした。
それからほぼ一年、マット・デイモンは3000km先のシャトルに到着、迎えに来る船に合わせて宇宙に飛び出します。
作戦は公になっており全世界が注目。
しかし船側の命綱が短く、マット・デイモンまで届きません。
マット・デイモンは手の部分に穴を開け、「アイアンマン」のように手からの噴射で船を目指し、見事船長が彼をキャッチしたのでした。
クルーからは体が臭うことを笑われ、地球は歓喜の渦に。
数年後、マット・デイモンは教官として生徒たちに、目の前の問題を解決することの大切さを教え、エンディング。
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惑星上には自分しかいない、水も食料も無い、という絶望的な状況の中、ポジティブとユーモアで乗り切っていきます。
それ故に、補給機もダメになったときの落ち込みぶりは逆に悲しみを増幅させます。
火星にただ一人取り残されるなんて、人類でこの先あるかどうかわかりませんが、色んな意味でユーモアの大切さを知らされた印象です。
『オデッセイ』、何度も言いますが、決してシリアスなサバイバル映画ではなく、ユーモアと知識の大切さを教えられる映画でした。
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