沈黙の標的のあらすじネタバレ感想
スティーブン・セガールの『沈黙の標的』をwowowで録画鑑賞しました。
先日に引き続き、スティーブン・セガール特集のなかの1本です。
そのため、映画感想はこれから何日間かはセガールものが連続します 笑。
原題は『Out for a Kill』なんですが、直訳だと「殺すために外へ」なので、別の訳もありそうですが、思い浮かびません 笑。
あらすじは、麻薬ギャングに密輸で利用されていることを知った考古学者が、アシスタントと妻を殺され復讐の鬼と化す、というお話。
著名な考古学者だったのに、中国マフィアの麻薬密輸に利用され、無実の罪で投獄されるも、麻薬取締局の「泳がせ作戦」により釈放。
利用していることを知られた中国マフィアは、次から次へと考古学者を殺しにきます。
考古学者、実は昔、世界を股にかけた大泥棒で、殺されたアシスタントの父親で中国武術の達人に師事していた、という過去を持っていました。
うーん、典型的セガール的ロジック 笑。
そしてこれも「あるある」、妻までも中国マフィアに殺されていまい、単身、中国マフィアに復讐を果たします。
次から次へと殺し屋たちをいとも簡単にやっつけていき、麻薬取締局にはマフィアの死体とともに掴んだ情報を流して組織壊滅に向かわせる、という超人的な活躍です。
師匠には「1週間後の妻の葬儀までに復讐を果たす」と言っていたのですが、中国、ブルガリア、パリと渡り、最後は無事、復讐を成し遂げます。
妻の葬儀なのに、麻薬取締局の女性捜査官と手を繋いじゃうのはいかがなものか、と思わないでもないエンディング。
はい。ご多分に漏れず「ザ・セガール映画」のひとつです。
昨日観た『沈黙の聖戦』はタイが舞台でしたけど、今回は中国でした。
アジア系とかインディアン系が好きなセガールおじさん 笑。
今回も「手首返すだけで10m吹っ飛ぶ」合気道が炸裂しまくり、最後は2階の窓の隙間から刀を投げて路上にいた悪者の首をハネる、という芸当を見せてくれました。
突っ込みどころ満載のセガール映画ですけど、今回どうしても不思議でならなかったのは、パリに集う中国マフィアの親分たち、24時間ずっとテーブル囲んでタバコ吹かしてるのか、という疑問でした。
『エヴァンゲリオン』のゼーレを彷彿とさせる会合です。
で、1人づつキレイにやられていって、最後に残った1人が実は富を独り占めするためにセガールおじさんに殺させていった、みたいなことを明かします。
ただの考古学者だったのに、なんて都合の良いストーリーなんだ 笑。
てなわけで『沈黙の標的』、これまた娯楽作としてじゅうぶん楽しめる作品でした。
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