クリミナルマインド国際捜査班のあらすじネタバレ感想
アメリカのドラマ『クリミナル・マインド 国際捜査班』全13話を見終えました。
『クリミナル・マインド FBI行動分析課』シリーズのスピンオフ作品です。
個人的には主演を務めるゲイリー・シニーズが『CSI:NY』以来となるドラマ出演のため、けっこう楽しみにしていました。
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あらすじは、FBI国際犯罪特別捜査班が世界各国でアメリカ人が巻き込まれた犯罪を解決していくお話。
1エピソード1国で1解決、となるので、全13話で13カ国に渡って事件を解決していきます。
ゲイリー・シニーズを班長として、韓国系俳優ダニエル・ヘニーがイケメン二枚目捜査官、医学知識も持ち合わせる小太り軽妙女性捜査官、13ヶ国語も話せる頭脳明晰女性捜査官。
彼ら4人が後方支援のユーモラス黒人技術者のもと、専用機で世界各国を飛び歩きます。
第4話では日本も舞台となって、小澤征悦が警察官として登場しています。
第1話はタイが舞台。
個人的には旅行でよく行くタイなので、第1話から楽しみにしていました。
終わってみれば、というか、もう2話目ぐらいから、全然おもしろくないことに気づいてしまいました 笑。
まず、撮影は各国で行われていないこと。
これは第1話のタイから、怪しいなぁと思っていたのですが、第4話の日本で確信しました。
日本に見せたインチキセットで撮影されているわけです。
そのため、全く説得力がありません。
まぁ、1話ごとに別の国で撮影するなんて、とてもじゃないけど非現実的なので、理解できなくもないですけど、それならばもう少し、現地の風景を再現することに注力すべきだと思います。
あとは、やたらトントン拍子で推理がズバズバ当たっていくこと。
例えば、銃弾の入射角が斜めだったことから「後部座席に誰かがいて、後ろを向いたときに撃たれのでは」「そうか、ということは顔見知りだな」。
おいおい、なんだその飛躍的な推理は。
というツッコミが毎回多くあるわけです。
さらに、登場人物のおかしさ。
ゲイリー・シニーズは『CSI:NY』を思えば、まぁそれなりに近い人物像ですが、軽妙女性捜査官は小太りのくせにイケメン二枚目捜査官と実地訓練で五分を張るというトンデモ設定。
さらに、13ヶ国語を話す女性捜査官はいい加減な日本語だったし、それなのに「日本は自殺を美化する風習」だなんて、トンデモ解説するし。
東京のど真ん中では、犯人に銃を向け、日本人野次馬たちはほぼ全員マスクして冷たい目でスマホのカメラを向ける、というやはりトンデモ設定。
そして、群衆の目の前でフツーに射殺してしまう。
それが当然だったと自画自賛して、日本の警察の小澤征悦まで、よくやってくれたと言ってギコチないお辞儀を交わす。
もう、実際は日本が舞台だった第4話でお腹いっぱいでした 笑。
それからはほぼ惰性で見ていた感じです。
『クリミナル・マインド 国際捜査班』、シーズン2での打ち切りが決定したとのこと。
個人的には、あの完成度でよくシーズン2も作ったな、という感じです。
そんなわけで、日本が舞台となった第4話を観れば、どんなドラマで、どんな完成度か、というのがよく理解できると思います。
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