ナイトメア血塗られた秘密のあらすじネタバレ感想
wowowで放送された『ナイトメア~血塗られた秘密』シーズン1、全8話を見終えました。
イギリスで爆発ヒットとなったドラマで、原題は『Penny Dreadful』、直訳すると大衆小説という意味です。
ドラキュラ、フランケンシュタインなどといったホラー小説が掲載されていた大衆小説を指してしるんですね。
ですので、実際は、これらのホラー小説を読んでいないと楽しさは半減してしまうみたいなんです。
出演が豪華で、ティモシー・ダルトン、エヴァ・グリーン、ジョシュ・ハートネットなど映画並の俳優陣となっています。
おおまかななあらすじは、愛娘を「化け物」に囚われたティモシー・ダルトンが、イタコみたな能力を持つエヴァ・グリーン、銃の名手ジョシュ・ハートネット、フランケンシュタイン博士を従え、娘を取り戻そうとするお話です。
「化け物」とはドラキュラのことですが、登場人物たちはそれがドラキュラであることを知りません。
それぞれが暗い過去を持っており、シーズン1ではその暗い過去が明らかになっていく、という感じです。
フランケンシュタイン博士は人造人間を生み出しましたが、そのことを他の人は知りません。
最終話の中で、僕がもっとも衝撃的だったのは、ジョシュ・ハートネットの恋人だった場末の娼婦の死体を、フランケン博士が人造人間の恋人として生まれ変わらせよう、とする描写でした。
フランケン博士はその女性がジョシュ・ハートネットと関係があったことを知りませんが。
ひょっとするとイギリス人はこのエピソードもすでに知っているかもしれませんけど。
また、最終話では、娘と再開するも、ドラキュラとなってしまった娘を、ティモシー・ダルトンが射殺してしまいます。
そして、ジョシュ・ハートネットは実は狼男で、とある場末の飲み屋で全員を噛み殺してしまうのでした。
正直、僕はついていけません 笑。
テンポがイマイチ合わないんですね。
やたら芸術的すぎる演出に凝りすぎの感もします。
でも、ついつい観てしまう 笑。
このペースで進行すると、シーズン50ぐらいまで行っちゃうんじゃないかと 笑。
というか、そもそも着地点がどこなのか、がわかりませんが。
wowowでシーズン2も放送決定とのことなので、もちろん観ることとなるでしょう。
イギリス本国でもシーズン2までしか放送されていないようなのですが、まさかの打ち切りだったりして。
ドラキュラ、フランケン、狼男、イタコ、不老不死といった非人間的なもののオンパレードで、そこにキリスト教の宗教観なんかも加わります。
時代背景の1800年代終盤ということも、非人間的なものについて拍車がかかるんですね。
このドラマ、何の予備知識もなく途中から見始まったら、たぶん挫折します 笑。
というか、最初から見始めても挫折する人が多いのではないでしょうか。
ちなみに僕は、第1話から見始まってしまったので、最後まで観ないと気が済みません 笑。
シーズン2がいつから放送開始なのかはわかりませんが、放送直前にはシーズン1が一挙に再放送されることでしょう。
見逃してしまった方は、そのときに鑑賞したほうが、よりわかりやすいかと思います。
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