• 2018.9.17
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ハードサン 滅亡の機密ファイルのあらすじネタバレ感想

イギリスのドラマ『ハードサン 滅亡の機密ファイル』全6話を鑑賞しました。

「地球滅亡まで後５年」という機密ファイルをめぐる終末クライムサスペンス、という触れ込み。

個人的には非常に楽しみにしていた作品です。

ちなみに、知っているキャストは一人も出ていませんでした。。。

◆ハードサン 滅亡の機密ファイルのあらすじネタバレ

主人公の短髪女性刑事が自宅で息子に殺されそうになってから8ヶ月後。

復職して新相棒のヒゲ刑事とコンビになり、ハッカーの転落死事件を捜査を進め、彼を殺した男がハッカーが入手した機密データ「ハードサン」を売ろうとしていたことが判明。

機密データはUSBメモリに保存されており、二人の刑事がメモリを押収すると突然MI5のメンバーに襲われます。

逃げ切ったのも束の間、ヒゲ刑事の家族がMI5に拉致され、USBメモリを返すよう脅してきます。

「ハードサン」は太陽の影響で5年後に地球が滅亡する、という内容でした。

短髪女性刑事から力ずくで取り返そうとするも、渡しても殺される、という短髪女性刑事にあっさり反撃、逃亡されます。

ヒゲ刑事はMI5に拘束され拷問され、MI5の黒人女性に殺されそうになった瞬間、短髪女性刑事はデータの一部を新聞記者に提供しており、それが世間に公表されます。

しかし4週間後には政府やMI5の情報操作で「ハードサン」はデマだったと広まり、世間は元通りの生活になるも、地球滅亡を信じる一部の者たちが殺人事件を起こすように。

二人の刑事はすでにコンビ復活していたものの、実は短髪女性刑事は息子の刑務所収監を見逃す代わりに、上司から、相棒であるヒゲ刑事が元同僚殺害の真犯人では、という秘密捜査を命じられていました。

二人を執拗に追うMI5黒人女性は、精神病院に収監されている短髪女性刑事の息子に、レイプで生まれた子、と話し、息子はまたも母である短髪女性刑事を襲い、自分も死のうとします。

コンビで捜査をするうちに短髪女性刑事はヒゲ刑事の無実を信じるようになり、彼は容疑者ではない、と上司に報告するも、真犯人を見つけなければ息子を刑務所に収監する、と脅されます。

一方、家族を人質同然にとられているヒゲ刑事は、近づいてきたMI5黒人女性の命じるがままに、短髪女性刑事の周辺から何とかUSBメモリを盗み出そうとします。

ヒゲ刑事は家族を愛していたものの、死んだ元相棒の未亡人と不倫中。

MI5黒人女性は短髪女性刑事の息子の病室に忍び込み、レイプ犯で父親（しかし母は裁判でレイプを否定したため無実）の所在のファイルを置き、それを読んだ息子は病院を飛び出し、レイプ犯の父親を殺害。

そして彼が持っていた携帯と、短髪女性刑事が預けていたUSBメモリを盗んで逃走。

警察に追われる息子をこっそり逃亡の手助けをする母親。

隠れて会う二人に尾行してきたヒゲ男性が襲い掛かかるも、またも反撃され逃走されてしまいます。

USBメモリを隠した短髪女性刑事ははぐれた息子を探しに。

ドラッグまみれの隠れ家に入り込んだ息子でしたがMI5に見つかり、しかもUSBメモリを持っていないためヤク中毒で殺されそうなところに、母親とヒゲ刑事登場で救出。

そしてヒゲ刑事は短髪女性刑事に、元相棒を殺した、と告白するも、家族を狙われた怒りで、元相棒を殺した真犯人をMI5黒人女性にする作戦に。

元相棒を撃った拳銃を彼女の自宅に隠し、通報し、逮捕されます。

彼女は指のモールス信号で短髪女性刑事に秘密捜査を命じていた上司に、真犯人はヒゲ刑事、と合図を送ると彼女は釈放されるも、MI5は彼女を情報提供の裏切り者として殺害に現れ、殺し屋を撃って黒人女性は逃亡。

追う途中、不倫していた元相棒の妻が真犯人逮捕状況を聞き、ヒゲ刑事から聞いていた内容と違うためヒステリックになり、不倫していたことをヒゲ刑事の家族に告白。

家族からも罵倒され家を出ていかれ、不倫相手からも縁切られたヒゲ刑事。

二人の刑事は黒人女性刑事を追い詰め、廃ビルの上層階へ。

死を覚悟し涙する黒人女性の目は、上ってくる太陽に釘付けとなり、銃を向けていた刑事二人も太陽に見入ります。

それは異常な光を放つ太陽でエンディング。

◆ハードサン 滅亡の機密ファイルの感想

何だこりゃ、というドラマでした。

アメリカのドラマでお得意のシーズン２ありきな終わり方、と思いきや『ハードサン 滅亡の機密ファイル』シーズン２は本国イギリスでも放映あるのかさえ謎のようです。

そもそも「終末クライムサスペンス」だと思ってたのに、地球滅亡まで後５年、とかは本編にほとんど関係無く、二人の刑事とMI5のいざこざ、みたいな内容に終始。

地球滅亡の狂信者の殺人事件捜査に２エピソードぐらい費やします。

ヒゲ刑事がなぜ元相棒を殺したのか、まったくわかりません。

上司がヒゲ刑事を犯人にしたい理由、まったくわかりません。

世間が関心を寄せなくなった「ハードサン」のUSBメモリを何故固執して追うのか、まったくわかりません。

とにかく、わからないことだらけでエンディング。

うーん、ひどいドラマを見させられてしまった感じです。

ちなみに、主人公の短髪女性刑事のことを第一話のかなり進んだ場面まで、男の高校生かと思っていたことは内緒です 笑。

放送したBBCには意地でも『ハードサン 滅亡の機密ファイル』シーズン２を製作してほしいものです。