刑事物語2りんごの詩のあらすじネタバレ感想
映画『刑事物語2りんごの詩』を録画鑑賞しました。
第2弾となる今作の舞台は青森県弘前市です。
マドンナ役は園みどり(今は未來貴子)と酒井和歌子、どちらになるんでしょう。
静岡県から弘前市に異動となった主人公の武田鉄矢。
北海道警から捜査協力を求められます。
未解決の銀行襲撃1億円強奪事件の遺留品から、りんごの種が見つかり、何かしらの手がかりにならないか、というもの。
りんご試験場で知り合った園みどり。
2人は急速に仲良くなり、多分フツーに交際するまでに至ったと思われます。
一方で酒井和歌子の息子の小学生にトレーニングを兼ねて拳法を教えることに。
りんごの種の育成が事件の手がかりを握る、との記事から、試験場が襲撃され、居合わせた園みどりはバイクに引きずられ重体に。
酒井和歌子宅で悲しい過去を聞いていたところ、パトカーのサイレンが鳴り、武田鉄矢も駆けつけると、園みどりが亡くなったとの報せ。
ここが最初の泣くポイント。
「あの子が死ぬわけないだろうが。さっき電話で明日会おうって約束したばっかりなんだよ。バカなことばっかり言ってると殺すぞ!こら!」と叫びながら、白線を消そうとするシーン。
試験場が襲撃されたのは岸部シロー演じる新聞記者が記事を掲載したからと推察した武田鉄矢は北海道の新聞社に乗り込み、岸部シローを殴るのでした。
この件で謹慎に。
酒井和歌子宅を訪ねると、そこには紫色の花を咲かせたりんごの木が。
それこそ銀行襲撃の犯人が残したりんごの種と同じ品種でした。
酒井和歌子は犯人グループの一味であったことを告白。
そのりんごの木が証拠となるため、襲撃犯たちが試験場に引き続き酒井和歌子宅を襲いにくると感じた武田鉄矢は待ち伏せ作戦をとり、案の定、犯人たちが襲撃にきます。
ここでシリーズで一番有名なセリフが登場。
「たけーし!ハンガー!!」「ちがーう!木のやつぅぅぅぅ!!」です。
犯人たちは逮捕。
後日、酒井和歌子が昔夫婦で営んでいた旭川の牧場で、武田鉄矢に手錠をかけるよう自首。
そこで、息子のたけしが母を守るべく、武田鉄矢に立ち向かっていきます。
今作2度目の泣けるシーン。
武田鉄矢は子供に向かって本気で応戦し「早く強くなれー!強くなければ愛する人を守れないんだー!」
後日、たけしを施設に預けるべく2人で入口まで向かい、中まであいさつに入ろうとする武田鉄矢を制し「男は強くないと」と言って、駆け出すたけし。
署内では武田鉄矢の次の赴任地からの異動の電話を署長が受けています。
夕日を浴びる海沿い、試験場の女性のお墓参りを済ませ、次の赴任地に電車で異動するのでした。
今作がシリーズで1番のヒットだったんですね。
なのに前作と合わせて、あまりテレビ放送されないのは、フツーに女性の裸が映るためでしょうか 笑。
それにしても酒井和歌子の美人さは何回見ても飽きません 笑。
登場人物の感情の移り変わりの部分ではかなり雑な脚本ですけど、大衆娯楽映画と思って鑑賞すれば、あまり気になりません。
ちなみに今作のビックリ出演はタモリと倍賞千恵子です。
なお、個人的に20年以上前に六本木にあった『居酒屋ばいしょう』に行ったことがあるのですが、倍賞千恵子だか倍賞美津子、どっちの店だったか覚えていませんが、どっちかのお店でした。
作品内に出てくるような、美人女将の割烹屋、ではありませんでしたが 笑。
『刑事物語2りんごの詩』、たけーし、ハンガー!のセリフだけではない見どころが多くある作品です。
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