ドラッグウォー毒戦のあらすじネタバレ感想

なんか、ドロドロしたタイトルですけど、香港映画です 笑。

『ドラッグウォー』=『ドラッグ戦争』=『覚せい剤戦争』という意味なんです。

 

あらすじは、管理する覚せい剤密造工場が爆発、逃走するけど中毒症状で事故を起こし、捕まってしまう悪役。

おとり捜査を進める警察。

背後にある大きな組織までようやく辿り着くけど、最後は銃撃戦の末、悪役以外全員死亡 笑。

主人公の刑事も死亡するものの、最後の最後に自分の手首を一人生き残った悪役の足首に手錠をかけ、ついには死刑になる、というお話。

 

この映画の見どころは3つでしょうか。

その1、悪役はホントに悪役なのか、心を入れ替えて警察に協力しているのか、最後までわからない点。

その2、主人公の刑事が冷静沈着でヤク取引相手を演じたり、ヤク中毒になって死の間際になるけど氷風呂でスグ復活したりとスーパーマンみたいなのに、最後だけはあっさり銃撃戦に加わり死んでしまう。

その3、とにかく警察の動きの素早さと大胆な捜査で、ホテルの一室を瞬時に作り変えたり、どこでもスグに捜査本部を開設したり、何十隻もの船を管理下においたりと、まずありえないスピードと権力を持っている点。

 

とにかく最後まで目が離せません。

悪役俳優の人もヒーロー系の顔立ちのため、最後まで悪役かどうかわからず、ストーリーも『スピード』的にポンポン進んでいきます。

後半、「悪の七人衆」が出てきたあたりから、ややおかしくなる感じはありますが、そこは香港映画なので許せます 笑。

最後の銃撃戦、2mの距離で犯人たちと対峙すれば、そりゃあお互いに死んでしまいます 笑。

悪役は、それまで謎めいた行動だったのですが、後半になると、簡単に降参して投降したり、あっさり味方を見放したり、死刑台に寝かされても最後まで「情報がある。だから殺さないで」と、実は心底悪党だったことがわかります。

そこまで冷静沈着だったのになんで特攻していったのか、応援を待てば良かったのに、とか、悪役も最後の厳しい状況で逃げるんだったら、途中いくらでも簡単に逃げられたのに、と疑問はけっこうありますけど。

ヒロインのような美人刑事さんも、それまで大活躍だったのに、クルマに轢かれて悪役に何度も狙撃されて無残な死に方するし。

それでも、なかなかどうして、面白い映画に出会えたなあ、と。

こういう思わぬ掘り出し物を見つける嬉しさがあるので、映画観るのがやめられないんですねぇ。


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