浄化槽の点検の苦労とスゴイところ
我が家は一軒家です。
年に数回、浄化槽点検を管理業者に委託しています。
先週末、浄化槽の管理業者が点検に来ました。
いつも通り、点検報告の項目チェック表を記入し、簡単な説明をしてもらいました。
そして特に異常も無く、世間話となりました。
会話の中でその点検した担当者が「あまり、肉って食べてないですよね?」と。
我が家の食卓では確かにあまり肉料理が出てきません。
揚げ物も少なく、魚料理のほうが圧倒的に多いです。
僕は「たしかに。でもなんでそんなことがわかるの?」と聞き返します。
すると担当者「臭いでわかっちゃうんです」と。
なんと、浄化槽の中の臭いで、その一家が肉食なのか、そうでないのか、がわかるんだそう。
端的に言えば、肉食一家はクサい、らしい。
さらに、我が家の隣の家は相当な肉食系らしく、この辺一帯の中でも一二を争う臭さ、なんてことも教えてくれました。
これには驚きました。
たぶん、職業あるある、です。
でも、こんな特技いりません 笑。
毎日のように浄化槽の清掃をしていると、知らず知らずの間に、本人が意識せずとも身についてしまう習慣なのでしょう。
たぶん点検の度に「わ、クセえ。こりゃ相当な肉食だな」とか、「ん?臭くないな、こりゃあ肉食ってないな」なんて呟いていたり会話がなされているのではと勝手に想像してしまいます。
ちなみに最近増えている高齢者夫婦だけが住んでいる家。
もちろん、あまり臭わないそうです。
僕が幼い頃は、バキュームカーが汚物を吸い取りにやってきていました。
近所の子供達と一緒にバキュームカーに付いて行き、誰の家が一番臭いか、なんてバカげた遊びを思い出しました。
バキュームカーのことを「汲み取り屋」と呼んでいましたっけ。
浄化槽管理会社の人たち、毎日大変な思いをしているんですね。
ご苦労様です。
たぶん、おそらく、臭いが染み付いてしまうような悩みもあるんではないかと。
そう考えると、けっこう話題となる浄化槽点検費用の高い安いなんて論争。
年間1万円程度の差ぐらいであれば、きちんと仕事をこなす限りは、とやかく言わないほうがイイことだ、と感じた週末でした。
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