他力本願の西野采配で世界から軽蔑される日本
グループリーグ最終戦、日本vsポーランド
決勝トーナメント進出がかかった大事な一戦。
日本は引分け以上で自力突破という恵まれた状況。
初戦のコロンビア戦では世界に驚きを与え、セネガル戦はそれまでの大会史上最高の試合と讃えられた日本。
しかし、この試合の采配で、一転して世界中から非難を浴びることに。
◆情報だだ漏れとスタメンの失敗と
スタメンを6人も変更した日本。
情報遮断しているはずなのに、スポーツ紙の予想スタメンとばっちり符号するということは、情報がすっかりダダ漏れだということ。
管理体制のずさんさが明確となり、まともな組織じゃないなぁ、と。
そしてスタメンに関して、個人的には川島と宇佐美が気になった。
川島は前2戦でことごとくミスを犯していたこと。
宇佐美は途中出場したセネガル戦で全くいいところなかったし、彼の持ち味はPA付近のドリブル突破で、守備に不安があること考えれば、スタメンに相応しいのか、という心配の種が。
前半は何とか耐え忍び、そこそこチャンスを作ったものの、急造の前線4人では連係があまりなく、効果的な攻撃につながらない。
そして後半、開始直後に岡崎が自ら交代要請。
この件も、もともと負傷気味だった岡崎を先発に据えた代償なのではないか。
そしてフリーキックから先制されてしまい、機能不全だった宇佐美を乾に交代し、ようやく左サイドでボールが繋がるように。
応援する側からすれば、よし、ここから、という状況。
しかし別会場でコロンビアが先制。
日本が0-1で負け、コロンビアが1-0で勝利すれば、日本の2位通過が決定することはわかっていたけど、まさかあんな手段に出るとは。
西野監督の指示により、日本はイエローカードをもらうことを避け、コロンビアが逃げ切ると信じ、ボールまわしによる時間潰しを開始。
ポーランドも勝っているためムリに追ってこず。
会場は大ブーイング。
そしてそのまま、どちらの会場も試合終了となって、日本は2位通過が決定。
◆世界のサッカーファンを敵にまわし
この、負けを受け入れ他力本願な采配は、前2戦で称賛された日本代表を、世界から軽蔑される立場に一転させた。
世界中のメディアから辛辣に評価され、元アイルランド代表監督からは「ボコボコにされることを望んでる」とまで言われる始末。
結果的に決勝トーナメント進出になったため、国内からは肯定的なコメントが多いものの、それは違うんじゃないか、と思わざるを得ない。
セネガルが怒涛の攻撃で同点に追いつけば日本は敗退だった。
しかし西野監督はなぜかコロンビアが守り切ると信じた。
コロンビアが守り切る可能性は、日本が同点ゴールを奪うより確率が高い、と計算した。
自分のチームと選手を信じず、コロンビアの守備を信じた次第。
サッカー協会は子供たちの育成に「自分たちは何もせず、他の人にがんばってもらおう」と教えるつもりなのだろうか。
他の人のがんばりに期待するのが日本のサッカー、と。
もし万が一、セネガルが同点ゴールを奪い日本が敗退したら、どうするつもりだったのか。
まぁ多分「全ては僕の責任」と言うのが関の山。
しかしその場合、日本サッカー界に何が残るのか。
汚名しか無いのではないか。
で、あるならば、日本は同点ゴールを奪いに行くべきだった。
もしそれが失敗に終わったとしても、他力本願で失敗するより遥かに後世に残すものは大きいはず。
◆ベスト8進出が汚名返上の一歩
世界中から非難の嵐を受け、決勝トーナメント1回戦のベルギー戦では、日本が惨敗する姿を期待する世界のサッカーファンも多いはず。
今大会のベルギーはホント強い。
日本は結局11人相手に一度も勝てていない。
この『恥ずべき采配』を払拭するには、ベルギーに勝つしかない。
ベルギーに勝って、史上初のベスト8まで勝ち上がるしか、汚名返上する方法は無いと思う。
ボールまわしで大ブーイングを浴び、悔しい思いをした選手たちの奮起に期待しようと思う。
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