ツール・ド・日光2018はトラブル続きー後編
前編では
- スマホを拾ってあげたのに自分で落とす
- サイコンが壊れて電池交換したのに直らず
- 同行者とはぐれる
というトラブルに。
川治温泉エイドからは、前方のどこかにいるであろう同行者に合流するため、鬼の走り。
それまで超スローペースで多くの人達を前に送り出してきましたが、そこからは一切抜かされず、かなり多くの人たちを抜いていきます。
川治温泉以降は、非常に登りが多く、足にきます 笑。
途中、ボトルの中身がカラになったものの、五十里湖にエイドがあったはずと思い、そこまで全力走。
が、なんと、今回は五十里湖エイドが無くなっているではないか。
自販機を使おうにも、財布は同行者が持っていてノーマネー。
仕方なく全力走を続けることに。
まだまだ続くアップダウン。
しかし、川治ダム横にエイドを発見。
水分補給だけでも、と思い入ろうとしたら、「100キロの人は入れません」と。
別のコース組専用のエイドらしい。
こうなると、次は65キロ地点の『そば処ひなた』エイド。
しかしサイコンが無いので、後何キロなのかさっぱりわからず。
ちょっとだけ悲しくなりつつ、そしてなぜかすれ違う先を走る100キロ組の人たち。
瞬時に、今回も霧降の登りは中止なんだろうなぁ、と察知。
喉はカラカラ、足は攣る寸前でようやく『そば処ひなたエイドステーション』に到着。
するとそこには同行者の姿が!
ようやく合流です。
で、はぐれた理由を聞くと、鬼怒川エイドの入口を見過ごし、そのままコースを走っていってしまった、と。
気づいたときは手遅れ。
さらにパンク。
パンク修理の間、さすがに鬼怒川エイドをスタートして追い抜いていくだろう、と見ていたものの通過せず。
これは鬼怒川をさっさとスタートして先に行ってるな、と判断。
鬼走りでこの『そば処ひなたエイド』まで来たそうな。
あまりにも来ないので、おにぎり三個とそば三杯を食べたそうな。
そして合流。
互いに「バカだなぁ」と言いつつ、最終組として再スタート。
案の定、霧降には雲がかかっているため登りは中止とのこと。
サポートライダーに先導してもらい、変更されたルートへ。
基本的には来た道を戻るイメージで、鬼怒川温泉を抜けたところから30キロコース組と同じルート。
帰りもアップダウンきつく、ついに足が攣り始める。
一番キツかったのは、65キロ地点『そば処ひなた』からゴールまで、一つもエイドが無かったこと。
実走で100キロ以上だったため、40キロ近く、休憩所が無いという状態。
最後の大谷川沿いの地道な緩い数キロ続く上り坂はホントしんどかった。
そしてようやく16時半にゴール。
事務局でスマホを受け取り参加賞を受け取りに。
記念品は、なんと、タオル一枚。
最初に参加したときはカップラーメンが5~6個あったり、Tシャツあったり、カッコイイ木製完走証あったりだったのに。
ガラナジュースとバナナで休憩し駐車場に。
駐車場までの2キロぐらいはまたも上り。
足攣り状態だったので同行者は先を行きます。
で、駐車場に着いてみたら先を行ったはずの同行者がまたいない。
着替えているとようやく同行者が。
またも入口間違えて先まで行ってしまったとのこと。
結果的には、笑えるエピソードだらけとなったわけですが、ツール・ド・NIKKO、やばいです。
劣化具合がハンパない。
エイドは削減され、提供される食べ物も減り、記念品はみすぼらしくなっています。
正直、トンネルが多いコースで走りづらさを感じる分、霧降を登る楽しさ、大笹牧場で飲む牛乳、ひなたのそば、が楽しさの要因でしたが、それらが無くなって上記のようなイベントとしての楽しさも減ってしまうと、おそらく、早ければ来年には開催中止になるんではなかろうか。
今年も期限までに人数集まらず、延長したぐらいなのに。
かたや、同じ栃木県内の『那須高原ロングライド』は年々増加して、応募から1時間もせずに受付終了となる大人気イベント。
主催者は今一度、那須高原ロングライドとの差、を考えもらい、再び、魅力あるイベントになってほしいと願っています。
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