獄の棘ヒトヤノトゲのあらすじネタバレ感想
wowowドラマ『獄の棘 ヒトヤノトゲ』全6話を見終えました。
大門剛明原作のドラマ化作品です。
主演の新人刑務官に窪田正孝、キャリア組の看守長に小澤征悦、先輩役に萩原聖人、囚人の組長役に泉谷しげるなど。
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赴任した新人刑務官の窪田正孝は、受刑者へのいじめ、受刑者同士のいじめ、刑務官の賭博など腐りきったった刑務所の姿を目にします。
ある日、法務省か小澤征悦が看守長として着任し、腐った刑務所の体質を改善すべく、厳しい規律を敷くことに。
窪田正孝は新人でまだ腐ってないという理由で、悪徳刑務官を知らせるよう指示されます。
そして最初のターゲットは、良き先輩と思っていた萩原聖人でした。
萩原聖人は刑務官たちと賭博を行ってました。
あの囚人は控訴するか、といった類の刑務所内の事象に関することが賭けの対象です。
彼は非番の日には賭けの対象に関する情報を集めたり、場合によっては弱みに付け込んで自分の賭けに有利な方向へ誘導し、賭けを行っていました。
それでも移送囚人を思い出のラーメン店に連れていくなど、優しい一面を持っています。
窪田正孝と小澤征悦が密会しているとの情報が流れ、刑務官たちからいじめにあうことも。
そんな中、囚人の一人で組長だった泉谷しげるは房を若い衆で固めており、傍若無人に仕切っていました。
刑務官の池田成志を取り込んでいたものの、代わった若い刑務官もうまく取り込みますが、後に若い刑務官は泉谷しげるとの関係が小澤征悦たちにバレてしまい首吊り自殺。
元ロックシンガーの囚人に想いを寄せ結婚を迫る女性が現れ、最初は嫌がっていた囚人も最後は獄中結婚することになるも、マンションを勝手に売り払われたりした後、彼女と連絡取れず。
彼女は泉谷しげるの甥で組長代行を務める田中要次と繋がっていました。
窪田正孝の父も刑務官でしたが、飛び降り自殺ではなく事故死だったと泉谷しげるに言われ困惑。
父が死んだ日、囚人が一人病死していたこと、さらに父が最後に電話していた相手は元ロックシンガーと結婚後に失踪した女性である判明。
父の死の真相に近づくと思いきや、彼女は入水自殺。
刑務所では粛清を掲げる小澤征悦が泉谷しげるの移送を独断で実行するも、池田成志経由で若い衆に伝わり、暴動に発展。
窪田正孝は泉谷しげると手錠で繋ぎ逃走を防ぎますが、そのまま人質状態に。
さらに池田成志も人質となり、組員たちから用済みとされ、暴行を受けます。
食料と引換に池田成志だけ釈放。
食料調達のまま侵入した萩原聖人は、泉谷しげるを刺そうとした田中要次のスパイ組員に刺されてしまいます。
組長の座を狙う田中要次は泉谷しげるを殺そうとしていました。
バカな刑務官の一人が暴動の動画をネットにアップしたことで報道ヘリなども。
小澤征悦は解決すべく泉谷しげるに直談判。
自分は刑務所を去ること、組員たちの罪は問わないこと、泉谷しげるは移送すること、を条件にし、泉谷しげるは了承し、事態解決。
去り際、泉谷しげるは窪田正孝に自身の所有する六法全書を調べろ、と。
動画保存したSDカードが見つかり、その動画は刑務所ナンバー2で父と親交があり面倒を見てくれいた平沼秀直が、田中要次と面会して父を排除してほしいと依頼している動画でした。
囚人を刑務官が暴行死させたと追求していた父を煩わしく思い、組長代行に排除をお願いしていたわけです。
その結果、田中要次も平沼秀直も逮捕。
後日、刑務所に収監される田中要次は、廊下を掃除する泉谷しげるに見つかり、恐れおののき、泉谷しげるがじわじわ歩み寄ってエンディング。
当初思っていたストーリーとは若干違ってましたが、それなりに楽しめました。
ただ、一話多かったかな、と。
窪田正孝はうってつけの配役だったものの、小澤征悦はいつも通り、何を演技しても小澤征悦のままでしたが 笑。
それにしても刑務官たちの無能ぶりと保身ぶりは見ていて呆れるほどでしたが、現実でも当たらずとも遠からず、といったところでしょう 笑。
なんか、シリーズ化されてもおかしくない雰囲気のドラマでしたが、原作がシリーズ化されてないだけに、どうなんでしょうか。
『獄の棘 ヒトヤノトゲ』、シリアスな予告と違って、コメディチックだと思えば楽しく観られると思います 笑。
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