盗まれた顔~ミアタリ捜査班~のあらすじネタバレ感想
wowowのドラマ『盗まれた顔~ミアタリ捜査班~』全5話を鑑賞しました。
路上に立って道行く人たちの中から指名手配犯をみつける、という刑事のお話です。
主演に玉木宏、後輩刑事役に内田理央、彼女役に伊藤歩、かつての先輩刑事で謎の男となる役に渋川晴彦など。
正直、wowowはギャラを抑えて配役したかな、と思えなくもない俳優陣のような 笑。
盗まれた顔~ミアタリ捜査班~のあらすじネタバレ
玉木宏刑事は、道行く人たちの中から指名手配犯を見つける警視庁の「見当たり捜査員」で、内田理央と町田啓太の後輩2人とともにチームで捜査にあたっており、出会い系サイトで知り合った伊藤歩と同棲中。
ある日、逮捕したからかつての先輩刑事で4年前に中国マフィアに報復殺害されたはずの渋川清彦の名を聞きます。
別件で逮捕した中国人マフィアを護送中、マフィアが駅構内で何者かに殺されてしまいます。
さらに後日、玉木宏は中国人マフィアに襲われるも、辛うじて逃走に成功。
しかしそれから執拗に尾行されるように。
同僚から、中国人マフィアと繋がっている公安の存在を聞かされ、さらに先輩刑事で死んだはずの渋川清彦が生きていて、公安の手先になっているかも、と聞かされます。
ミアタリ捜査から犯人逮捕の瞬間、中国人マフィアの車で後輩刑事が轢き殺されます。
そして先輩刑事から電話がかかってきて、身の危険を感じた玉木宏は、彼女をどこかへ逃げるよう指示。
先輩刑事と会うことに。
ようやく真相を掴み始めます。
4年前、先輩刑事は中国人彼女と交際していたがマフィアに殺され、報復のため次々と殺していくも、最後はマフィアに殺されます。
しかし実は死を公安が偽装し、自分たちの手先として彼を利用し、中国の密航組織の船を爆破した、と。
玉木宏の行動と先輩刑事の死に疑問を感じた内田理央は独自調査し、先輩刑事を司法解剖した医師と警察が共謀して死を偽装したことを突き止めます。
呼び出し場所に先輩刑事は現れず。
公安刑事の行動を追うと、DNA業者との接点が。
以前、DNA業者の社員を逮捕しており改めて事情聴取すると、医師会と通じDNA情報を入手し、警察やアメリカの捜査機関などに売られていた事実を知ります。
その事実を知った社員が殺され、無実の自分が逮捕された、と言うと、突然血を吹いて死亡。
その後ついに内田理央までも標的となり、殺される寸前。
ようやく先輩刑事と対面する玉木宏。
先輩刑事から、公安と決裂して命を狙われており、自分は逆に公安刑事を殺そうと動いている、と。
後日、整形した先輩刑事を発見した玉木宏は彼を尾行。
たどり着いたのはDNA業者の本社。
公安は携帯の電波を追って2人の居場所を特定し中国人マフィアと急襲。
2人はマフィア連中に銃を向けられ絶体絶命も、玉木宏が1人を仲間を殺した真犯人と言い、仲間割れを起こさせます。
さらに、先輩刑事が乗ってきた車が手配中のナンバーであることからパトカーの呼び寄せに成功。
公安刑事は逮捕寸前に2人を拳銃で撃ちます。
先輩刑事は死亡。
公安刑事は護送中に中国人マフィアに襲われ、波打ち際で生き埋めに。
マフィアの大ボスのもとに後任の公安刑事があいさつに。
戻ってこない同棲中の彼女を想い、初めて会った場所に。
現場の刑事として犯人と格闘中に道端に立っていた女性が彼女で、知ってか無意識か、出会い系で彼女と交際することに。
そこに現れた、子供を連れている彼女。
夫の暴力がら逃げるため子供を施設にあずけ、自分は玉木宏のもとに逃げ込んだ、と告白されます。
後日。
彼女と結婚し子供を連れて歩いていると、雑踏の中に先輩刑事を見つけ、エンディング。
盗まれた顔~ミアタリ捜査班~の感想
なかなか面白かったです。
よくある刑事ドラマというよりは『MOZU』みたいな、ちょっとだけ現実離れした感じで、個人的には好きです。
公安が絶対悪として描かれていたり、死の偽装を平気でやってのけたり。
できればさらに1話増やしてもう少し背景や過去を掘り下げるか、もしくは過去の彼女エピソードを省くなどしたほうが、よりわかりやすかったのかと。
それと、玉木宏刑事が一瞬だけ後輩刑事に惚れてまうような場面があったんですけど、あれも不要だったかなぁ。
なぜ、いつものwowowドラマの俳優陣でなかったのか。
中国人マフィアも含めて顔を覚えるのが大変でした 笑。
『盗まれた顔~ミアタリ捜査班~』、もう一度じっくり見たくなるスリリングなドラマでした。
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