ジュラシックワールド/炎の王国のあらすじネタバレ感想
映画『ジュラシック・ワールド2』、日本タイトルで『ジュラシック・ワールド/炎の王国』を鑑賞しました。
前作『ジュラシック・ワールド』の完全な続編です。
元園長のブライス・ダラス、元恐竜飼育員役のクリス・プラットなど、前作に続いて出演。
ですので前作『ジュラシック・ワールド』を観賞したあとに見るようにしたほうが、ずっと楽しめます。
◆ジュラシック・ワールド/炎の王国のあらすじネタバレ
前作『ジュラシックワールド』で描かれた事故から3年。
恐竜テーマパーク「ジュラシックワールド」は島ごと閉鎖され、恐竜だけが住む島だったものの、火山の噴火が始まります。
ある日、島近海で海底から恐竜の骨を採取する一団が。
アメリカ議会は恐竜を保護せず、放置するという結論に。
元ジュラシックワールドの経営者で、恐竜保護活動中の女性リーダー、ブライス・ダラス・ハワードは、自分たちだけで恐竜の救出を決意。
彼女は慈善事業財団の代表ジェームズ・クロムウェルと面会し、かつて彼が恐竜を蘇らせる研究をしていたことから、救出の支援と、彼の広大な土地に救出した恐竜11種類を移送することに。
病弱なジェームズは財団の運営をレイフ・スポールに任せていました。
そしてジェームズは10歳の孫娘の成長が生きがいとなっています。
レイフからの救出リストの中には人間の言うことを聞く恐竜「ブルー」が含まれており、ブルーを飼育していたのは「ジュラシックワールド」で監視員兼ブライスの元恋人、クリス・プラット。
ブライスは田舎暮らしのクリスを訪問し、なんとか彼の協力を取り付けます。
島に向かうブライス、クリス、IT技術者、女性獣医の4人。
彼らの今回の目的はブルーだけの救出。
一方で財団が派遣した傭兵部隊が島で活動。
IT技術者が旧システムを稼働させブルーの居場所を特定し、ブルーの元へ。
クリスが手を出し、思い出したブルーも彼に擦り寄ろうとすると、傭兵たちが麻酔銃を撃ち込みます。
抵抗したクリスにも麻酔銃が撃たれ、ブルーは生け捕りに。
火山の噴火が本格的になり恐竜たちも逃げ出し始めます。
クリスはトリケラトプスに起こされ間一髪で溶岩から逃れ、仲間と合流。
「ジュラシックワールド」でのカプセル型乗り物に乗り込み、恐竜たちと崖から海に転落するも脱出して岸へ。
すると傭兵部隊が多くの恐竜たちを生け捕りにし、船に積込、出航寸前。
ぎりぎりで船に忍び込むクリスたち。
そして島は火山が爆発、恐竜たちが溶岩に飲み込まれていきます。
その頃、財団の屋敷ではレイフが恐竜達をペットや兵器として売り飛ばす計画を立てており、さらに遺伝子組み換え恐竜を作り出そうとしていました。
その会話を盗み聞きしてしまった孫娘はジェームズに伝えるも取り合ってもらえず。
再び地下研究施設に戻った孫娘は、檻の中のDNA組み換え恐竜に捕まりそうになり声を上げてしまいレイフに見つかり部屋に幽閉。
レイフは疑いを持ち始めたジェームズに枕を押し付け殺害。
孫娘は部屋を抜け出しジェームズの部屋に向かうも、すでに死んでおり、彼が大切にしていたアルバムを持ってレイフから逃走。
そのアルバムには孫娘と瓜二つの母親の写真がありました。
船内では傭兵に脅された女性獣医がブルーの治療にあたっており、そこに3人が合流。
ティラノサウルスから輸血することでブルーの治療に成功。
ブライスとクリスはレイフの計画を知るも、上陸の際に傭兵に見つかってしまい屋敷の地下牢へ。
しかし隣の牢屋の恐竜に向かって口笛を吹き、恐竜に壁を壊させ脱出。
途中で孫娘と合流し、祖父が殺されたことなどこれまで知った情報を教えてくれます。
近くの地下大ホールでは世界中から大金持ちが集まって、恐竜たちのオークションが開催中で高額な取引が続いています。
そして最後、競売対象外としての試作品、孫娘を襲った遺伝子組み換え恐竜が披露されます。
しかし高度な知能と戦闘力を有していることから、高額な値段を言い出し始める参加者たち。
金額に目がくらんだレイフは最高金額を提示した参加者に落札。
物陰から様子を伺っていたクリスたちは、壁を壊した恐竜を見つけ大ホールに連行し、恐竜が暴れだすと会場は大パニックと化し、地上へ逃げようとする参加者でごった返し。
逃げ惑う参加者たちを尻目に傭兵部隊リーダーは遺伝子組み換え恐竜の檻に入り麻酔銃で眠らせ、戦利品として歯を抜こうとするも、反撃にあい死亡。
遺伝子組み換え恐竜は檻を出てオークション司会者も殺害。
ブライスとクリスも参加者に紛れ脱走しようとするもレイフと傭兵たちに見つかります。
そして、孫娘は祖父が作ったクローンであると告げます。
そこに遺伝子組み換え恐竜が現れ散り散りに逃走。
地下研究室では博士が研究材料を持ち去ろうとしていましたが、チーム員に変装していたIT技術者が麻酔で眠らせ、囚われていた女性獣医を救出。
傭兵部隊に囲まれると女性獣医はブルーの檻を開け傭兵を襲わせると、ガス管を撃ってしまいガス爆発し毒ガスが充満していきます。
一方、遺伝子組み換え恐竜から逃げるブライス、クリス、孫娘の3人は執拗に追いかけてくる恐竜に四苦八苦。
孫娘が襲われそうになった瞬間、ブルーが遺伝子組み換え恐竜に飛びかかり、その隙きにクリスと孫娘は屋根に逃走。
またも追ってきた遺伝子組み換え恐竜に迫られるもガラスの屋根から落下させ、しがみつく恐竜に現れたブルーが一撃すると、落下した遺伝子組み換え恐竜はトリケラトプスの骨に刺さって絶命。
ブルーは咆哮しいずこかへ去っていきます。
ブライスたちはIT技術者と女性獣医と合流し、毒ガスに苦しむ恐竜を救うため、檻の解除ボタンを押そうとします。
しかしクリスが「ここは島じゃない」と恐竜を放つことに反対すると躊躇するブライス。
しかし孫娘がボタンを押してしまい、恐竜たちは地上へ。
「クローンだけど私も生きてるから」と孫娘。
地上に出てきた恐竜にレイフは殺されます。
5人の前にブルーが現れ、クリスが一緒に行こうと声をかけるも、ブルーは山中へ走り出します。
後日、世界には恐竜たちが現れ驚異に。
議会では、人間と恐竜が共存する時代がやってきたとして「ようこそジュラシックワールドへ」。
ブルーが山の上から町を見下ろし咆哮してエンディング。
◆ジュラシック・ワールド/炎の王国の感想
今までのジュラシックパーク・シリーズって家族で楽しめるような映画だったと思うのですが、今作はけっこう大人向けな内容だと思います。
ちょっとした伏線とその回収とか、クローンだとか。
個人的には孫娘の絶叫がかなり気になってしまったのですが。
せっかく集中して見ていても、あの渾身の「キャーッ」で冷めてしまうというか。
後は、いくらなんでも、とか、そりゃないよみたいな突っ込み所もありますけど、全体としてはけっこう楽しんで観賞できました。
今作は新3部作としての2作目にあたり、『ジュラシック・ワールド3』は2021年6月公開予定とのこと。
最後の場面での議会演説で言っていた「人間と恐竜の共存」となるのか、襲ってくる恐竜との戦いとなるのか、はたまたクローン関連が進化した話となるのか。
いずれにしても3年後に公開されたら必ず観に行こうと思います。
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