InternetExplorerのプロキシ設定が消えない
InternetExplorerのプロキシ設定が消えない、なんて経験はありませんでしょうか!?
この事象は、僕も初めての経験でした。
通常はプロキシ設定がない状態で運用しているPCに、とあるサーバに接続するためにInternetExplorer上のプロキシ設定を追加し、作業は無事完了。
しかし、プロキシ設定をいくら外しても全く外れない、という状態に陥りました。
文字列を消し、チェックボタンを外して「OK」しても、InternetExplorerを再起動すると元に戻っている、という内容です。
ここはネットの住民たちに聞いてみよう、とネット上を検索しましたが、ほとんど情報がありません。
仕方なく、ちょっと症状は違うのですが、レジストリを直接操作することでプロキシ設定を外す、という対策を実施してみました。
ちなみにレジストリの操作は、じゅうぶん注意してくださいね。
誤って書き換えたり消したりしてしまうと、PCが使えなくなってしますことがありますので。
で、レジストリを直接操作(この場合は値の消去)をしても、やっぱりプロキシの設定は消えません。
不思議です。
そこで、レジストリ内をプロキシのアドレスで検索したところ、ウィルスバスターのレジストリ項目内にもプロキシの設定が存在することがわかりました。
ウィルスバスターとは日本を代表するウィルス駆除のソフトウェアです。
まさかそんなウィルスバスターが原因だったなんて。
そんなわけで、ウィルスバスター自体のアンインストールを実施してみました。
すると、InternetExplorerのプロキシ設定を外しても、きちんと保存され、無事にインターネット接続できるようになりました。
ちなみにウィルスバスターとプロキシ設定についての不具合情報を検索してみたのですが、まったく情報はありませんでした。
ひょっとして世界初の不具合に遭遇したのでしょうか!?
ということで、直接的な原因は判明したのですが、なぜウィルスバスターが悪さをしていたのか、については謎のままです。
念のため、ウィルスバスターをもう一度インストールして、InternetExplorerのプロキシ設定を登録、削除したところ、問題なく動作しました。
んー、不思議です。
同様の不具合、もしくは原因がわからないPCの不具合にぶつかったときには、一度アンチウイルスソフトを疑ってみましょう。
そしてその場合、一番重要なことは、アンチウイルスソフトのパスワードを含む登録情報が必要になること。
再インストールできなくなってしまいます。
常日頃から、管理、保管しておいてくださいね。
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