ドイツvsメキシコ戦の感想
ドイツ、メキシコ、スウェーデン、韓国の組。
個人的に大好きなメキシコがドイツに挑む一戦。
とはいえ、6大会連続でグループリーグを突破していて、国内で史上最強とも呼ばれるメキシコも簡単には負けない(はず)。
というか、互いに勝ち点計算して、凡戦で無理せずドローで終わるという可能性も否定できず。
決勝トーナメントでの真剣勝負が見たい一戦でもあります。
ドイツは心配されていたGKノイアーとエジルが先発の4-2-3-1
メキシコもエルナンデスを1トップの4-2-3-1だけど、国内では4-3-3というウワサも。
試合開始するといきなりメキシコの猛攻も、すぐに落ち着いたドイツがボール保持を高めるように。
場内は圧倒的なメキシコサポーターで、ドイツがボール保持するだけで大ブーイング。
前半の前半、15分ぐらいまではドイツが優勢も、それからはメキシコがチャンス多く作る展開。
そして結実したのが35分。
カウンターから22番ロサノが1人交わしてゴール!メキシコ先制!!!
攻めようとするドイツを、いなしながら鋭いカウンターで対抗するメキシコ。
メキシコの良さが目立った前半。
後半に入って前への圧と強めるドイツも、逆にカウンターの機を伺うメキシコ。
後半12分、それまで効いていた11番に代わってDFを投入。
あれ?と思う采配が、この後どう影響するのか。
直後にドイツは中盤ケディラに代わって11番ロイスを投入し、エジルをボランチに下げ、トップ下にロイスという布陣に。
ドイツの猛攻が続き、20分にメキシコが先制点を奪った22番ロサノに代わって9番ヒメネスを投入。
変わらずドイツ猛攻も、24分、カウンターからPA内で倒されたシーンはPKでもおかしくない感じだったけど、VARすらならず。
27分、メキシコMFグアルダートに代わって精神的支柱大ベテランのDFマルケスを最後の交代カードで投入し5バックに。
ドイツの超猛攻が続き、33分、ドイツがDF下げてFWを投入し、さらに超攻撃モード。
しかし5-4-1となったメキシコを攻めあぐね、いら立ちが目立つドイツはイエローをもらいながら、40分に1トップのヴェルナーを交代し、攻撃チームと守備チームの練習ぐらい、圧倒的に攻めるドイツ。
ロスタイム3分。
CKでドイツは初戦なのにGKノイアーが上がるぐらい貪欲に勝利を目指すも、試合終了!
すごい試合。
エルナンデスが泣いちゃうぐらいメキシコにとっても大きい勝利。
メキシコ先制点のカウンターは鳥肌モノでした。
ワンタッチが繋がってロサノがノイアーと対峙するもスライディングを1人かわしてニアサイドに蹴り込んでゴール。
カウンター発動した瞬間からわくわくどきどきしたぐらいので、メキシコサポーターには最高のゴールだったのだろうと想像。
ワールドカップ連覇を狙うドイツに、正々堂々真正面からぶつかって、その姿には感動すら覚えました。
一方のドイツ。
試合の入り方は王者らしい立ち振る舞いのサッカだったものの、後半30分ぐらいからはなりふり構わず点を獲りにいくもゴールにつながらず。
たぶん、日本国内にはドイツを応援する人のほうが圧倒的に多かったと思うけど、メキシコを応援しながら観ていた少数派としては、会心の勝利でした。
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