ヴェンジェンスのあらすじネタバレ感想

アメリカの映画『ヴェンジェンス』(原題は『VENGEANCE:A LOVE STORY』)を鑑賞しました。

個人的には久しぶりのニコラス・ケイジ主演映画の鑑賞となりました。

日本の広告では『外道どもに死の制裁を下す衝撃のパニッシャー・アクション』なんて大それた謳い文句なんですが、どちらかというと静かな復讐劇、という感じです。

主演のニコラス・ケイジの他、ドン・ジョンソンぐらいしか知っている俳優さんは不在でした。

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ヴェンジェンスのあらすじネタバレ

ナイアガラフォールズ市警のニコケイ刑事は寡黙で射撃の名人。

ある日、張り込み中に相棒が撃たれ死亡し、自らも撃たれたものの、犯人を射殺し30日の休暇というか停職に。

ある夜、バーで飲んでいると女性が話しかけてきます。

その女性は夫が病死し一人娘を育てるシングルマザー。

カウンターにかけてあった新聞記事から、ニコケイ刑事が表彰される優秀警察官で軍人だった過去を知ります。

彼女は電話番号を書いた紙を渡し、バーを去っていきました。

独立記念日の夜。

彼女は娘と一緒に近所のパーティーに参加後、歩いて帰宅することに。

近道の林を通ると4人の男に囲まれます。

地元なので彼女のことを知っていました。

酒やクスリでラリってる男たちは彼女も加わるよう誘うも断られ、力ずくで押し倒しレイプ。

娘はシャッター付きの小部屋に閉じ込められ、隙間から一部始終を見てしまうことに。

事が済むと男たちは去り、隙間から抜け出した娘が駆け寄るも、母は血を流し意識がありません。

助けを呼びに行くと巡回中のニコケイ刑事に発見され、ニコケイは被害者がバーの女性だったことに気づきます。

不幸中の幸いで母は命に別状はありませんでした。

現場に残された指紋などで犯人4人はすぐに逮捕。

犯人のうち2人は兄弟で、熱心な信徒である両親が神父に相談すると、有名弁護士のドン・ジョンソンを紹介されます。

やり手で高額弁護料でしたが自宅を抵当に入れ弁護を依頼。

入院していた母親は事件当時の記憶が無く、退院し祖母宅に娘と身を寄せますが、次第に思い出すようになり、情緒不安定に。

信徒が多い街なのか、被害者なのに罵声を浴びる母娘。

裁判当日。

情緒不安定となった母の証言ややり手の弁護もあり、酔った売春婦が合意の上だったこと、4人相手でカネで揉めた、として陪審や傍聴人は弁護側に賛成のような雰囲気に。

同じく証人として参加したニコケイ刑事は一部始終を静かに見ていました。

母親は裁判以降、さらに酷くなり、ナイアガラの滝に飛び込もうとしていたところをニコケイ刑事に救われます。

ニコケイは家に送り、娘に母親を支えること、いつでも電話するよう伝えます。

犯人の1人が祖母宅の猫を殺し、家の前に吊るす嫌がらせをすると、娘はニコケイに頼ります。

夜、その犯人はバーで被害者の彼氏を暴行すると、ニコケイが仲裁に。

ナイフを取りだした犯人の眉間を撃ち、射殺。

署内の取り調べでは正当防衛を主張し認められます。

後日、ニコケイ刑事は犯人に兄弟法律調査員と偽って呼び出し。

待ち合わせ場所だったナイアガラの滝で、2人を射殺し遺体を滝に落とします。

所持品を片付けて、警察の捜査でカナダに逃亡と仕向けたのでした。

犯人の最後の1人はビクついていたものの、高校時代の同級生の女性に呼び出されます。

モーテルに到着したもののニコケイ刑事が待機しており、銃で脅して遺書を書かせ、自殺に見せかけて射殺。

犯人4人死亡により裁判も終了。

後日、警察署に母親と娘がお礼を言い来ます。

あなたは私達のギーローだ、カリフォルニアに引っ越すこと、あそこは良いところだ、と他愛もない会話。

母親が娘をニコケイと二人きりにすると、小さな娘は「ママは元気になった、ありがとう、アイラブユー」と言い、ニコケイは「君がお母さんを守ったんだよ」「将来娘ができたら君みたいなコに育ってほしい」と言って、金網ごしに握手。

同僚から出動の声がかかり、バックミラーに見送る母娘が映ってエンディング。

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ヴェンジェンスの感想

99分と短いながらも良い映画でした。

先に述べたように「衝撃のパニッシャー・アクション」なんかではなく、原題にある「A LOVE STORY」というニコケイと小さな娘の不器用な心のふれあい、みたいな映画でした。

寡黙な刑事ニコケイや被害者となった母親の実家など、実際には多くの背景がある感じでしたが、そこを詳しく描かないのも逆に良かったかも。

反対に犯人一家の徹底した被害者叩きややり手で金満のドン弁護士などの人間の汚い部分を多く描いており、寡黙な男と少女のふれあいとの対称性が映えていました。

最後、フツーのハリウッド映画なら、たぶん「行かないでくれ」みたいな声を掛けてハグしてハッピーエンドという流れが多いと思いますが、自分の心を抑えて、カリフォルニアは暖かくて良いところだ、なんて答えるあたりもカッコイイです。

とはいえ、今作のニコケイ、なんか毛が増えてるような気がしたのは気のせいかな。

あと、最初の射撃シーン、彼の銃を構える姿って、たぶんどの映画も同じアングルを使うだなぁと感じた場面でした。

『ヴェンジェンス』、しっとりした、最後はハートウォームな映画でした。


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