かぐや姫の物語のあらすじネタバレと感想

金曜ロードSHOWの『かぐや姫の物語』を観ました。

あらすじはもちろん『竹取物語』とほぼ同じです。

大きく違う点は捨丸という人物の登場でしょうか。

たぶん、おそらくジブリとしては、この捨丸を描くことで、フツーの生活が一番だよ、的なことを言いたかったのだろうと勝手に想像します。

まあ、そうすることで、子供にも理解しやすい映画となったわけですが。

そもそも『竹取物語』、原作に忠実な原作を読んだことはありません。

童話チックな子供向け絵本だった気がします。

 

それでも雑誌やネットで『竹取物語』の奥深さを色々と目にしてきました。

忘れていけないのは、平安時代初期の頃までに書かれた書物だということです。

『かぐや姫の物語』を見るとわかりますが、最後に月から迎えにくるのは仏様の出で立ちそのものです。

前世の罪により地球上、いわば人間界に落とされた、という部分は輪廻転生の考えです。

当時、いかに仏教が普及していたか、という点でも参考になります。

 

僕が個人的に面白いと思った『竹取物語』の解説は、その時代背景と原作者の謎について。

これは、当時栄華を誇った藤原氏への恨みを綴った、というものです。

物語では5人の求婚者が現れ、それぞれが欺きを試みて失敗。

1人だけは命すら落としてしまいます。

この5人はモデルがいて、藤原(中臣)不比等、多治比嶋、安倍御主人、大伴御行、物部石上麻呂と言われています。

そして原作者は、この5人に恨みを持つ人物だろう、というものです。

秦氏、物部氏、蘇我氏、忌部氏などの権力闘争に敗れた家系が書いたもの、という解釈です。

なんだか『陰謀説』みたいな話ですけど、実はこういう話が大好きです 笑。
いずれにしても、当時の日本で書かれたものを、現代風の、しかも上辺だけの解釈では到底理解できないものと思います。

それだもん、この作品でアカデミー賞を狙うなんて、ちょっとムリな話では、と思いました。

例えるなら、中東で作られたアラビアンナイトの小話のアニメが、日本アカデミー賞を受賞するようなものです。

ある程度の宗教観、歴史観を有していないと作品の真の意味を理解してもらえないのではないでしょうか。

さらに、もし、この『かぐや姫の物語』がアカデミー賞を受賞してしまったなら、日本古来の物語をアニメ化するだけで良い、ということにもなってしまいます。

ジブリがナゼ『竹取物語』をアニメ化したのか、ちょっと調べてみたくなりました。


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