ベルギーvsパナマ戦の感想
FIFIAランク3位で国内では史上最高のメンバーと呼ばれているベルギー。
アメリカなどを下してワールドカップ初出場のパナマ。
これはもう、ベルギーがどういう内容で、何点差で勝つか、といった展望。
試合前の国歌斉唱ではすでに感極まるような表情のパナマ選手や楽しそうに応援するパナマサポーターを見て、日本が初出場で初戦となった98年フランス大会でのアルゼンチン戦を思い出し、パナマの健闘を応援しようと思った次第。
あ、あと、相樂亨さんが第四審判として今大会初出場の試合。
試合開始から圧倒するベルギー。
いつ点が入ってもおかしくない。
パナマは超守備的というわけでもないけど地力の差がありすぎて、防戦一方。
散発的に相手PA付近まで攻め上げることもあるものの、クロスの精度やポジショニング含めてゴールは遠い印象。
ただ、25分を過ぎると、ベルギーは単調というか苛立ってきたのか、パナマが攻撃に慣れてきたのか、少しづつパナマのカウンターがハマってくるように。
圧倒的に攻めながらも前半終了を迎える無得点のベルギー。
後半始まってすぐ、FKからのこぼれ球にPA角付近からメルテンスがダイレクトで決めてベルギー先制。
そして23分、デブルイネのアウトサイドにかかったクロスをルカクが頭で決めて追加点。
さらに29分、自陣ゴール前のカウンターからルカクが今日2点目となるゴールをワンタッチで決めて3-0。
何度かゴール前に迫られながらも、無難に試合をまとめてベルギーの勝利。
パナマ、フツーなら2点取られたあたりから集中力が切れてもおかしくないけど、最後まで集中してプレーしたのは立派。
惜しむらくは後半開始直後の失点。
もし、15分くらいまで我慢できていれば、相手の焦りもあってさらに良い展開に恵まれたはず。
そしてベルギー。
前半こそ攻めあぐねたものの、快勝といっていいでしょう。
グループリーグの試合順を見ても、かなり有利だし、他の強豪国がもたついた一戦目で順当に結果を残せたことも大きい。
ただ、10番アザールが何度も仕掛けたドリブルをほぼ全部止められたり、守備に回ったときのマークの甘さが気になるところ。
とはいえ優勝候補の一角として好スタートを切れたことは間違いないし、きちんと修正してくるはずなので、さらに良化ことは必至。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。