WOOD JOB!神去なあなあ日常のあらすじネタバレと感想

『WOOD JOB!(ウッジョブ)~神去なあなあ日常』を鑑賞しました。

あらすじは、卒業後の進路が決まらない典型的都会の高校生が、パンフレットの女性に憧れ林業の道へ。

携帯の電波も届かないド田舎での集合研修、逃げ出そうとするも踏みとどまる。

赴任先には伊藤英明演じる野蛮を地で行く先輩がいる中村林業。

叩かれたりバカにされながらも、林業やド田舎の神去村に魅力を感じていく。

東京から友人の所属するスローライフ研究会の来訪、迷子の少年捜索、クライマックスの村のお祭りなど。

1年間の実地研修を終え、東京の自宅に戻るも、木の匂いに惹かれることで、神去村に戻るというストーリー。

 

林業に焦点を当て、その魅力を伝えることが主眼だとすれば、十分に目的を果たしている映画だと思います。

危険と隣り合わせだけど達成感があること、同じ木材でもデキが大きく異なること、100年単位で成長する木との関係、木材は日常生活に欠かせないことなどなど。

神様とか山の祟りとか神話的なことを一切信じない都会人だったのに、お地蔵様に何気なくおにぎりの半分をお供えすると、少年が迷子になった時、主人公の手を引いて少年のところまで導いてくれたこと。

引かれた手におにぎりの米粒が残っていたことで、お地蔵様のおかげ、ということを知ることとなります。

他にも山に作業に入るときは手を合わせるなど、山への信仰心といったものが色濃く反映されています。

 

主人公の染谷将太は好演と言っていいと思います。

根性ナシ、礼儀知らず、自己チューな典型的都会っ子で、観ていてホントむかつきます 笑。

おかげで良い意味で感情移入することなく、映画の作りそのものを鑑賞することができました 笑。

残念なのは長澤まさみ。

正直、何の魅力も感じませんでした。

ツンデレ系で男勝りな性格もトラウマがある、という典型的なヒロイン役ですが、なんか中途半端でした。

伊藤英明はコテコテ過ぎるという意味でちょっとやり過ぎ感が 笑。

この映画で林業が盛り上がってくれるといいなと思う映画でした。


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